こんにちは。

本日はよく耳にするお話をしたいと思います。

縮毛矯正は痛むから酸熱トリートメントをした方が良い？

こういったニーズは最近よく耳にしますね。

この考え方はサロンによってみんな違うし、定期的にトリートメントに高額投資をしても良いと言う方は良いと思います。

だけど、縮毛矯正と酸熱トリートメントは全くの別物。

酸熱トリートメントとは、グリオキシル酸やレブリン酸を用いて、毛髪内部のアミノ酸のアミノ基と熱結合する事によって髪の毛内部に架け橋を作るもの。

簡単に例えると骨組みを整えるような感じ？

だから少しクセが伸びるようなイメージもあるね。

酸熱トリートメントは文字通り酸性構成になるため、塗布した際に髪の毛に負担はかかりません。

そして、酸熱トリートメントの醍醐味ともいえるアイロン操作ですね。

このアイロン操作は何のためにするか知ってる？

これはドライだけでは落とし切れない水分を完全に飛ばすため。なんだね。

毛髪内部のアミノ基とグリオキシル酸が結合する際にアイロン操作は不可欠なのよ。

決して癖を伸ばす為にかけるアイロンではないって事。

アイロン操作の難しさはガーデンでは再三お話ししてきました。

脱水アイロンをかけてしまえば、髪の毛は即死してしまいます。

酸熱トリートメントをして髪の毛がボロボロになってしまった人は世の中沢山報告を受けています。

その原因が、

・脱水アイロン。ドライヤーがあまい状態でアイロンをかけてしまう。時短を意識するあまりにやりがちな美容師の典型的な失敗例。

・本来伸びるはずのない癖を美容師さんがインスタうけをねらってかけるため、アイロンに髪が耐えられない。

頑張ってアイロンかければ、サラサラになって当たり前。

だからガーデンでは酸熱トリートメントは癖の伸びる伸びないで勝負してるいません。

また、当店はエヴァロイドを使用していますが、お客様が強く望む場合を除いて進めません。

もちろん世の中のトレンドでもあるから熱烈なファンの方はいるからね。

どちらかというと、メルコヘアデザインの清水さんの開発した湯熱トリートメントの方がオススメよ。

湯熱トリートメント施術後。

※トリートメントは毛髪を修復するものではありません。

せっかく美容院に行けたのだから少しの間でもサラサラにいたい！そんな方に勧める柔軟剤みたいなものです。

写真もアイロンかけた後なので、洗えば変わります。

でもサラサラよ。

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