2019.4.11
こんにちは。
先日、酸熱トリートメントについてのご質問を頂戴いたしましたので、今回解説したいと思います。
酸熱トリートメントはクセが緩和されるとの事なのですが、縮毛矯正と同じようなものですか？
また、使われている成分はどんなものなんですか？
この質問って美容師か？って思うんだけど、そもそも縮毛矯正の仕組みをしっかりと理解した上でご理解頂ければと思います。
縮毛矯正
1、還元
2、膨潤
3、熱処理
4、酸化
となるのだけど、縮毛矯正は還元が命であります。
還元とは、毛髪内部にある髪質の心臓ともいえるシスチン結合を切ることを言う。このシスチン結合を切らずして縮毛矯正は成り立ちません。
そして、その為に配合されているのが還元剤になります。
代表はチオグリコール酸、システインなど、
そしてこの還元剤は原則としてアルカリ帯でしか作用しないんです。
システアミンやスピエラなどの酸性矯正いがいはね。
この二つはいわゆるノンアルカリ矯正ってものなの。
また、超ハイダメージ毛に対応できるGMTという還元剤があるんだけど、毛髪のダメージは軽減されるとは言われているんだけど、ガーデンでは使用しません。
なぜ？GMTは手袋を貫通すると言われるの。それって強烈だよね？お客様の髪の毛に使用した際に本当に大丈夫か不安になるから。
そしてグリオキシル酸熱処理トリートメントを希望されるお客様から、GMTって入っているの？
って質問があったの。
少し厳しく言うけど、言葉を知っているだけでなんの知識も無いと髪の毛は本当に最悪な末路を迎えるのをご理解ください。
グリオキシル酸は原則として酸性なんだ。ｐＨで考えると、1.5〜2.0くらいね。
その中にGMTなんて配合したらグリオキシル酸濃度が上がり全くグリオキシル酸の力なんてなくなるでしょ？
GMTもスピエラも弱酸性帯がメインだからね。
つまりは還元剤なんて配合したら、酸熱トリートメントなんて成立しなくなるの。
縮毛矯正になるからね。
グリオキシル酸の目的は充填にあります。
またはフィラー技術とも言われています。
フィラーとはヒアルロン酸などを皮膚に注射することでハリを与え、シワを伸ばすイメージ。
グリオキシル酸は強度を上げることを目的としているので、クセが伸びる伸びないで提供するものではないの。
クセを伸ばすのは矯正！！
ご理解ください。グリオキシル酸はビビリ毛に施術したりする事で見た目が本当に綺麗にみえます。
ハナヘナと対をなすメニューです。
長い目で見た時に、この二つは必ず結果がでます。
是非ご体験下さい。
DO-Sシャンプートリートメント正規品の販売店
ハナヘナプレミアム認定店
ヘナ＝優れたヘアカラーではありません。
様々なメディアで取り上げられ、天然の染料として注目を集めている「ヘナ」。しかし中には間違った情報が含まれている事をご存知でしょうか？
本物のヘナは通常のヘナカラーとは違いブリーチ剤は含まれていないので、黒髪を明るくする効果はありません。
驚く方も多いと思いますが、ヘナは白髪をオレンジに染めることしかできないのです。
それを黒っぽく仕上げる為にはインディゴという植物を併せて使用します。
インディゴは和名を木藍といい、日本でもお馴染みの藍色の染料です。
また「ヘナ」と書いてある商品全てが天然成分で安心という訳ではありません。
天然100%の「ナチュラルヘナ」は発色が安定せずに時間も回数もかかる為、化学成分が配合されているものも多くあります。
「ヘナは自然の力で髪を健やかに育むハーブ」これが正しい認識です。
ヘナの粒子は非常に小さい為、髪の毛の内部に浸透する事が出来てタンパク質と結合し留まります。
染めた直後は毛先が傷んだようなキシミ（ヘナショック）が出る事がありますが、回数を重ねる事で本来の健やかな髪に導いてくれます。
ナチュラルヘナの場合、自然の植物なのでほぼアレルギー反応の出る事が無く、地肌や毛髪を傷める事もありません。
ヘナは白髪染めとトリートメントが期待できる安全な染料ですが、自然なものだけに即効性はありません。
「時の流れに身を任せ」そんな気持ちで向き合う事が大切です。
正しくは
ヘナ＝髪を育む自然の力
ヘアーサロンガーデンではライン@によるご予約を承っております。
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