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縮毛矯正のくせ戻りとは。春日部ガーデン

2019.1.13

こんにちは。

本日はご相談で、縮毛矯正をかけても長持ちしない、、、そんなお客様からお悩み相談を頂戴しました。

まずは、今までどの美容室で縮毛矯正をかけてもクセが戻ってしまった、、、というところからガーデンでも最善は尽くさせて頂きたいと思っております。

お話しを聞いてみると、縮毛矯正をかけて1ヶ月もたたずに癖が戻ってしまうことが多い。

今までの矯正履歴の話しを聞いてみると、酸性矯正はかけた事はない。

そして、髪質は細くクセはかなり強め。

まず縮毛矯正はアルカリだろうと酸性だろうとどちらで施術したら良いか?といったら髪質次第なんですね。

縮毛矯正のくせ戻りの一番の原因は薬剤をキチンとした時間塗布した後に放置できない事。なんだ。

先日話しした還元不足の話しですね。

例えれば表面ばかりアルカリで軟化してしまい、肝心な中身のシスチン結合が切断できていない。

このシスチン結合が綺麗に切れていないとアイロンをいくらしたところで時間が経つとクセは戻ってしまいます。

今までどの美容室でも綺麗に伸びきらなかったという事で毎回毛先まで縮毛をかけなければ、、、そう思っていたんだって。

縮毛矯正は原則的な考えとして半永久的にストレートである。なんです。

だから毎回毛先まで縮毛を提案するって事はご法度なの。

髪の毛はどんどん傷んでしまって綺麗どころかボロボロに、、、

そんな感じになってしまいます。

ということで、今までと同じ事をやっていても綺麗に伸びるとは思えません。

今回一回だけで結果を求めるのではなく、3回チャンスを頂きます。

今回は根元から中間部分までのリタッチ矯正を行います。

酸性矯正でじっくりと還元していきます。

縮毛矯正自体はトータル的に考えればアルカリでも酸性でもリスクはどっちもとっち。

今回考えられるのはビフォー写真をみてもらえば、ダメージ毛なのはわかりますね。

モデルさんごめんなさい。

この状態をみればアルカリでは十分に時間を置く事はできません。

酸性の1液で30分放置します。

薬剤自体は水道水よりもpHが低いので、還元の為に十分時間を置くことができます。

酸性矯正の一番のリスクはアイロンにあります。アルカリと違って軟化していないので、アイロン操作に物理的パワーが必要なんです。

簡単に言えば温度をアルカリの時より高くしないといけないの。

だから従来の縮毛矯正よりはアイロンにより髪はダメージするの。

だからアイロンは慎重に。

そして還元とアイロンがされたところで次に肝心になってくるのが、酸化なんだ。

酸化とは、還元によって切られたシスチン結合を再結合することなんです。

この酸化不足でもくせ戻りはしてしまうので要注意です。

基本的には過酸化水素か臭素酸で行います。

過酸化水素の方が一般的ですが、今回のお客様は臭素酸で行います。

過酸化水素は一気にギュッと酸化させる。

臭素酸はじっくりコトコト酸化させます。

ここまでで矯正の施術はおしまい。

あとは、度重なる繰り返しの毛先の矯正で傷みをケアしていきます。

こうなってしまったら皮膜トリートメントはかえって髪を傷めます。

きっちり穴埋めするためにハナヘナトリートメントを行います。

ハナヘナは縮毛矯正との相性が抜群です。

今回は酸性矯正のシングルプロセスを行いましたが、もしこれでダメだったら次回はダブルプロセス矯正を行いましょう。

後はホームケアにも力を入れて頂きたいと思います。

ドSシャントリを使用して頂きます。

半年後が楽しみです。

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ヘナ=優れたヘアカラーではありません。
様々なメディアで取り上げられ、天然の染料として注目を集めている「ヘナ」。しかし中には間違った情報が含まれている事をご存知でしょうか?

本物のヘナは通常のヘナカラーとは違いブリーチ剤は含まれていないので、黒髪を明るくする効果はありません。

驚く方も多いと思いますが、ヘナは白髪をオレンジに染めることしかできないのです。

それを黒っぽく仕上げる為にはインディゴという植物を併せて使用します。

インディゴは和名を木藍といい、日本でもお馴染みの藍色の染料です。

また「ヘナ」と書いてある商品全てが天然成分で安心という訳ではありません。

天然100%の「ナチュラルヘナ」は発色が安定せずに時間も回数もかかる為、化学成分が配合されているものも多くあります。

「ヘナは自然の力で髪を健やかに育むハーブ」これが正しい認識です。

ヘナの粒子は非常に小さい為、髪の毛の内部に浸透する事が出来てタンパク質と結合し留まります。

染めた直後は毛先が傷んだようなキシミ(ヘナショック)が出る事がありますが、回数を重ねる事で本来の健やかな髪に導いてくれます。

ナチュラルヘナの場合、自然の植物なのでほぼアレルギー反応の出る事が無く、地肌や毛髪を傷める事もありません。

ヘナは白髪染めとトリートメントが期待できる安全な染料ですが、自然なものだけに即効性はありません。
「時の流れに身を任せ」そんな気持ちで向き合う事が大切です。

正しくは

ヘナ=髪を育む自然の力

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