2018.9.27
こんにちは。
今日はずっと気になっていたハナヘナを試してみました。
モデルはガーデンのナナさん。
説明の前にハナヘナとは？
天然100%ナチュラルヘナとケミカルヘナに分かれます。
天然染料で構成されたヘナに化学染料を混ぜたものをケミカルヘナとご認識下さい。
天然ヘナは染まらない！！と世間が認識されていて、それを何とかしようと化学染料を混ぜて染まりを良くしようと試みた結果がケミカルヘナに繋がる訳。
天然ヘナは安心として使われていたのところにケミカルヘナが現れたので健康被害を受けた人が沢山いたんだって！！
そんな事があってついに国民生活センターから指導があったんだって！！
現代でもヘナは色々なメーカーから発売されているけど、依然としてこのヘナとケミカルヘナの混合物が多いです。かつてほどの害は無くなったみたいだけど。
そして、、、
ハナヘナは一人の美容師によって作られた『本物のただのヘナ』です。
天然１００％かどうかもわからない日本のヘナ業界に疑問をもって、自分でインドを訪れ本物の天然100％のヘナ・ハナヘナを作りあげました。
正真正銘の100パーセント天然ヘナです。
白髪に染めた場合！！オレンジに染まります。
ヘナカラーには脱色する力が無いのでただ色がオレンジに入るだけ。
インディゴという物をうまく調整して使う事でオレンジを変化させるくらいにしか色は表現できません。
黒髪は染まりません。
このハナヘナは白髪染として使われるケースとトリートメントとして使われるケースがあります。
ちなみにガーデンではトリートメントとしてのメニュー化を考えております。
トリートメントとして使われる要素としては、ハナヘナのナチュラル（100パーセント天然ヘナ）はダメージホールを埋めてくれる効果がある事と、アルカリ膨潤した髪の毛を収斂させてくれる効果があります。
デメリットはオレンジっぽくなってしまうのが嫌な方には向きません。
ただ、ハナヘナでトリートメントをしようとする人はほぼ髪の毛が死んでしまっている状態の方が多いです。
つまりは好きな色をできるほど余裕が無いってこと。オレンジっぽく艶が出るだけでも良いと思わないと。
それでもオレンジっぽくなるのは嫌だ！！という人向けにアワルというハナヘナがあるんだ。
ハナヘナアワル
アワル（ニュートラルとも呼ばれています）は天然ハーブを粉末にしたもので、色のつかないヘナとも言われます。
親水性のある髪の毛は膨潤しやすいです。アワルは膨潤しやすい髪質をギュッと引き締める効果があります。
ハナヘナナチュラルと違ってダメージホールを埋める力は無し。
トリートメントとして活用するならハナヘナナチュラルがベストではありますが、
ガーデンのナナさんもパーマやカラーリングのやり過ぎで毛先が痛みまくり、そして内部がスカスカの状態。
ナチュラルを使って穴埋めをしてあげたい所なのですがオレンジは嫌と断言！！
なのでハナヘナアワルで引き締め効果を狙っていきます。
Before
after
ハナヘナによるケアは従来の皮膜コーティングトリートメントの様に手触りが良くなるものではなく、髪がしっかりとするものなんです。
疎水化トリートメントとでも言いましょうか笑
ナナさんの髪の毛も超ギシギシに。
アワルトリートメントただ何となくやるものでは無い！！弱った髪の毛を収斂させてそこに油分を補うことで疎水を目的とするものとご理解ください。
やはりトリートメントとして扱うならナチュラルが最適だと場末の美容師さんもおっしゃっております。
上記の効果に加えてダメージホールを埋めてくれるからね。
ハナヘナナチュラルのモデルやってくれる人いないかなぁ、、、
毛先が傷みすぎてチリチリしている方でそれでも長さは変えたく無い！！そんな方試してみませんか？
ただ何となくやってみようと思う方は絶対やめた方がいいです。
ハナヘナはカラーリングとしてはどんな色に仕上がるかは読めない事と、色落ちもするし匂いは独特だし、、、
チリチリなった髪の毛を少しでもよく見せたい！！そんな方にしかオススメしません。
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