2018.8.31
こんにちは。
ホームカラーをされている方必見です。
サロンカラーとホームカラーは何が違うか？そんな質問を頂戴しました。
どちらも髪の毛を染める物ですね。
本日のブログはお客様に許可を得て掲載しております。
サロンカラーもホームカラーも一般的に行われているカラーリングについて説明していきます。マニキュアやヘナカラーでなく白髪染めやおしゃれ染めって事は。
サロンカラーで使用する薬はプロが使うもの。
セルフカラーは素人でも扱えるように民間風にアレンジされたもの。
というようなご意見があったのですが！！
そんなわけないでしょ！！
その意見は以前通われていた美容室で担当してくれていた美容師さんが説明していたそうです。
美容師の世界はとても広く色々な考えがありそれを肯定する事がこの世界の常と説明してきましたが、あきらかに間違っているものは考えを改めなくてはいけません。
まずね！どんなものでの薬剤を扱うと言うことは常にリスクを伴うんだよ。ダメージレスというキーワードも見かけます。
「うちのカラー剤やパーマ液は痛まないものだよー」なんて説明をしている美容師さんもいらっしゃいますが、大変申し訳ございませんが、これはもはや詐欺レベル。
美容室で扱う薬剤には全てにおいてと言ってもいいほど必ずリスクを伴います。
私達美容師も常にそのリスクを背負ってお客様に技術を提供させて頂いております。
あまりにもリスクが大きいものや仕上がりに全く予想がつかないものに関しては場合によってはお断りする事もあるんだ！！
それって美容師でもできないものは出来ない。という事になるんた。
カラーリングは１剤プラス2剤で構成されるもので、この2剤に種類があって髪質の状態に合わせて求める色に応じて使い分けるものなんだ。
ホームカラーの2剤使い分け不可能。つまりはどんな痛んだ髪の毛にも健康毛に使うような強い薬を用いると考えて頂きたい。
だからホームカラーを続けると痛んでしまうんだ。
そして、ホームカラー、サロンカラー共にアルカリ剤からなるものなんだ。
髪の毛にアルカリ剤を塗布し髪を染めていくわけなんだけど、カラーリングを終えてシャンプーをしてもこのアルカリは落としきれない物なんだ。
残留アルカリってやつ。
食事後に皆様歯磨きしますね。歯磨きはしっかり磨いても磨き残しありますよね？イメージは全く一緒。
この残留物をそのままにしておく事が1番ダメなんだとガーデンでは説いてきましたね。もう説明しません。
この残留物をしっかりと落としてあげる事が大切なんだ。
つまりはホームカラーであろうとサロンカラーであろうとどちらもリスクを伴う薬をプロが扱うか素人が扱うかってだけなんです。
ホームカラーは民間向け！！超絶間違い。辛口ですみません。
そんな間違った知識でセルフで薬剤を扱ってしまっては、綺麗になるものも全くなりません。それこそ本末転倒。
前にも書いたけど、プロの美容師さんがデリケートに扱うカラー剤を一般の方が簡単に使いこなせるなんて事はありません。
それをいつまでもセルフセルフでやっていると、本当に美容室でやりたいことがある時に出来なくなってしまうこともあります。
パーマをかけたいのに痛みすぎてできない。いや、美容師さんから止められてしまう。そんな事になりかねません。
私達ガーデンスタッフもはっきりとお断りする時はお断りします。
本当に大切なものは何か？
値段を安く済ませる事よりも本当になりたい自分になる事ではないですか？
私達はお客様の為になるのであれば当然ダメなものはダメも説いていきます。
それはお客様の為と思い時には非常な決断を下さなくてはいけない時もあると割り切り日々精進したいと思います。
セルフカラーは民間向け！！これは間違いです。
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