2017.10.16
こんにちは。
今日もあいにくの雨でとても寒い1日でしたね。
本日ご来店頂いたパーマのお客様からご質問を受けました。
本日のブログはお客様に許可を得て書かせて頂いております。
そのお客様は美容室ではカラーリングをした事が無く、ホームカラーをずっとされているとの事でした。
サロンカラー、ホームカラーの違いについてのご質問ですが、ホームカラーのメリットデメリットについてのお話しです。
ホームカラーのメリットは私が思うにコストが安いという事。それだけです。
ご自分の思いたった時に染めることが出来る点などもありますが、基本的にはホームカラーはあまりお勧めできません。
1つは、キチンと髪の状態に合わせた薬剤選定が出来ない事。カラー剤はアルカリ剤です。弱酸性の状態がベストと言われている髪の毛には結構刺激の強い薬剤です。
サロンカラーでは、毛先の状態に合わせて根元のリタッチのみに出来たり、毛先に塗布するカラー剤のアルカリ度を調節することができます。
ホームカラーの場合はご自分で塗布される為、ほぼ毛先に付かないように塗布する事は難しいと思います。
毛先に薬を付けずにホームカラーが出来るという方は中にはいらっしゃると思いますが、、、
カラー剤は上記でも述べたようにアルカリ剤です。ハイレベル、ハイトーンカラーになればなるほど。
そのアルカリ剤は毛先に付着すると髪を傷めていきます。カラーリングによるダメージはアルカリ剤によるものほとんどです。
皆様はキチンとシャンプーをしている事でしょうが、髪に着いたカラー剤は、シャンプーをしてもアルカリ残留物として髪に当然残ります。
アルカリ残留物があるとどの様な事が起こるか、、、
切れ毛の増加、パサつき、広がり、手触りがごわつくなどです。
このアルカリ残留物がある事によってパーマやカラーの本来の良さも表現しにくくなります。
色落ちがしやすい。パーマが落ちやすいなど。
よくホームカラーをされている方はホームトリートメントもやっているとお聞きします。
実はこのホームカラーの施術後のセルフトリートメントはとてもマイナスに髪に働きます。
私個人的には、このルーティンこそが髪の毛がダメージする要因の上位を占めると思っています。
なぜマイナスかは次のブログにて紹介させていただきます。
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