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春日部の夫婦で経営する小さな美容室ヘアーサロンGARDEN。縮毛矯正とカラーリングを同時にしない方が良い理由。

2021.7.7

こんにちは。

縮毛矯正とカラーリングって同時に出来るんですか?

今更聞けない、、、そう思う事ありますよね。

まず結論から言うとそのサロンによって違うから結論はそのサロンによる。

出来ると言うとできるし、やらない方が良いと言えば良い。

まずね、

縮毛矯正って美容室では一番難しい技術なんですね。

最近では従来の縮毛矯正に加えて、酸性矯正なども増えてきています。

薬剤もどんどん進化していて、美容師さんにとってもお客様にとっても使いやすいものにどんどん変貌しています。

縮毛矯正の命とも言える還元作用、還元作用とは髪の毛の癖を司るシスチン結合と言うものを切断する作用です。

わかりやすく言うと、中枢みたいなもので、これを切断してから再結合するのが縮毛矯正の心臓ともいえる。

そして、この還元なんだけど、原則としてはpH8.9〜9.5くらいのアルカリでしか作用しないんですね。

ちなみにブリーチは10前後。

ブリーチがどれだけ痛むか想像しやすいよね?

つまりはブリーチよりも少し軽減される程度と考えても良いだろう。

このアルカリには美容師さんも頭を抱えているケースが多い。

アルカリは痛む要因だからね。ちなみにアルカリ度数を示す薬品が有害であって、純水などは問題ありません。

ガーデンイチオシのココナッツ矯正は、沖縄のメルコヘアデザインの清水氏が開発したもので、

一番ダメージしにくい。と言われています。

その特殊な薬剤は、中性帯で作用するように作られています。酸性でもありません。

つまりは、本来アルカリでしか作用しない還元を中性でも作用する様に開発された優れものなんです。

ここまではいいかな?

次に縮毛矯正をかけ終わった後の話になるけど

・結ばない方がいい

・洗わない方がいい。

などと聞いたことありますよね。

これは、私なりの説明だと、

生活する上ではほとんど問題ないけれど、毛髪内部に還元作用が緩やかに残留していると言うこと。

矯正がとれたりとかそう言うものではないんだけど、かけた後3週間くらいは緩やかに作用は残っている。

ここで重要なのは、矯正後は緩やかに還元作用が続いていると言うこと。

そこにカラーリングのアルカリ剤を塗れば?

もう分かるよね。

還元はアルカリで作用するんだ。だから還元が加速してダメージするケースが多い。

白髪染めをマメにやっている人なんか要注意だよ。

なので、ガーデンの見解は

カラーリングと縮毛矯正は同時にしない方が良い。

という事。

同時にできるサロンがあれば、お客様自身が納得のいく様な説明を受ければ施術されても良いと思います。

例えると、傷口に塩を塗る様なもの。

だと思います。

縮毛矯正されている方、セルフカラーは今すぐにでもやめましょう。

セルフカラーはコスパもいいです。

その代わり代償が大きいものとお考えください。

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