こんにちは。

本日はパーマや縮毛矯正やカラーリングを施術したあと、薬剤の匂いに悩まされている方からのご相談です。

ブログ掲載は許可を得ております。

以前縮毛矯正をかけた後、ものすごい刺激臭がしてしまいキツかった、、、それは何故なのか？また、対策は無いか？

との事なんです。

まず、パーマや縮毛矯正についてお話ししていきます。

美容室で使用している薬剤は、医薬品と医薬部外品になります。

もっと分かりやすく言うと化粧品登録されている薬剤って事なんだ。

髪はのダメージがマイルドになるように作られています。

縮毛矯正もパーマも共通して同じ作用があります。

還元と酸化

毛髪内部のシスチン結合を切断して再結合する事でパーマや縮毛矯正が作用します。

そして、この還元なのですが原則としてアルカリ帯でしか作用しないんです。

つまりパーマをかけるにあたってはアルカリを使用するしか無かったんです。

でも今は昔みたいにグリグリにパーマをかける人も少なくなってきていて、薬剤自体が進化してきているの。

それが、酸性帯から中性大丈夫のpHで作用するコスメパーマと言われているパーマなんだ。

簡単に言うと傷んでいる人向けの薬剤ね。

本来アルカリ帯でしか作用しないはずの還元をダメージの少ないpHでかける事が出来るようになってきたの。

それはかなりいい事なんだけど、矯正にしてもパーマにしても特殊な還元剤の「システアミン」という還元剤を使用します。

そのデメリットが、、、臭い！！

これの香りは私達もとても悩みの種なんです。

じゃあそんなもの使わなければいいじゃん？

それ使わないと傷んでいる人は施術できない人が多いからね。

いざ仕方ない、、、よね。

これを避けるには、カラーリングやパーマを本当に徹底してダメージが少ないようにするしか無いんだ。

でも物理的に厳しいよね。

では、匂いを緩和する方法に切り替えよう。

まず、対策としては、

1、マイクロバブル、炭酸泉などの施術を受ける。

2、濡れたまま放置しない。

3、ヘマチン入りシャンプーを使用する。

こんな感じかな。

マイクロバブルは当店ではやって無い人がいないくらいだから、説明は省きます。

ヘマチンという成分が入ったシャンプーは匂いを緩和する力があります。

毎日の積み重ねで匂いが緩和していきます。

いま提案できることはこのくらい。

お金がかかるよね、、、

でもね、対策にはお金はかかるものなの。

本当になにが必要か？それを見極める事が大切です。

なによりも信頼できる美容師さんに相談しましょう。

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