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春日部の夫婦で経営する小さな美容室ヘアーサロンGarden。カラー剤のアルカリと過酸化水素について。

2019.12.26

こんにちは。

最近ではよく目にするダメージレスカラーというメニュー。

よく聞くのがオーガニックカラー、和漢カラーなどなど。

カラーリングの大前提として、

脱色+発色

という工程になるわけなのですが、メラニン色素を破壊して色を入れるって訳なんですね。

カラー剤は1剤のアルカリと2剤の過酸化水素を化学反応させて染めていくの形になります。

つまり、カラーリングのダメージの原因はアルカリと過酸化水素にある訳だ。

つまりはアルカリと過酸化水素を使用している時点でダメージは生じるものなんです。

アルカリと過酸化水素を使用しなければ黒髪を明るくする事はできません。

メラニン色素を破壊しなくては明るくならないからね。

そして、アルカリは髪の毛に付着することで平均して3週間は髪に残留すると言われています。

アルカリが残留すると徐々にダメージは進行していきます。

歯磨きの磨き残しみたいなものね。

もっともアルカリが残留していて怖いのが、美容室でパーマをかけたい時や、縮毛矯正をかける時に

美容師さんがどんなに的確にマイルドに薬剤を選定しても髪の毛がアルカリだから薬剤のスペックが上がってしまうので、仕上がりに予測がつかない事。

この問題Gardenでは問題ありません。

また、過酸化水素は目には見えないけどかなり髪にこびりつく物なのね。

カラーの鍋の底が焦げた時くらい頑固なもの。

この過酸化水素は残留すると過酸化脂質になり頭皮を痛めます。

頭皮を心配している方はこの過酸化水素をなんとかしないと、将来はどうなんかは私達にも分かりません。

当店は過酸化水素を除去するために酵素を使用しています。

結論は、どんなにネームバリューのあるカラーでも過酸化水素とアルカリで髪は痛みます。

その後のケアが本当に大切です。

ダメージレスカラーという物は、本当にダメージレスか?

そこを詳しく説明してくれる美容室にいきましょう^_^