2019.5.29
こんにちは。
本日はファッションカラーのお客様からのご相談になります。
「いつも暗めに染めてもらうのですが、直ぐに明るくなってしまう、、、シャンプーなどによって色持ちは変わるのか？また少しでも色持ちを良くするためにはどうしたら良いか？」
ファッションカラーの場合、グレーカラーもそうだけど染めたその日から色落ちは始まるんだよね。
色落ちしないカラーと言えば、黒染めくらいかな、、、
まずね、カラーリングの構成は脱色＋発色になります。
髪の毛の色味を司るメラニン色素を破壊して、破壊された部分に色味をいれていく。
更に破壊されると
こんな感じになります。そして
発色させるわけですな。
そして、この仕上がったカラーリングの色持ちを良くするためには、髪の毛を雑に扱わないこと。
気をつけなければいけないのが
・濡れたまま放っておかない。
・高熱処理をしすぎない。
・乾燥させない
などなどです。
濡れたまま放っておくとキューティクルが開いた状態になるので、色味が抜け出にやすくなります。
高熱アイロンなどもキューティクルを損傷するので色落ちしやすくなるので要注意。
そして、シャンプーがどうこう？って考える前に信頼できる美容師さんにしっかりと相談する事が大切なんだ。
カラーリングの色落ちの原因は、ガーデン店長の考えでは、薬剤残量によるものが占めると思います。
特に残留過酸化水素。カラーの2剤のオキシドールになるのですが、こいつがとっても分子量が小さく髪の毛に付着したらなかなか取れないんだ。
皆様は炭酸泉、マイクロバブルを施術していますか？
実はこの過酸化水素は炭酸泉だけでは不十分なんです。
とにかくガッチリとこびりつくからね。
この過酸化水素を除去するには、カタラーゼという酵素を使用します。
※ガーデンではのお話しです。
この酵素を用いることで過酸化水素は酸素にかわります。
そして、バッファーをかならず使用します。
バッファーって髪の毛が収斂しすぎないように髪の毛を引き締めてくれる酸リンスなんだ。
キューティクルが引き締まるから色落ちしにくくなるんだ。
カタラーゼ、マイクロバブル、バッファーという流れです。
このケアしっかりとして自宅でのケアをしっかりすれば少しは色持ちがよくなるよ。
でもいずれは抜けちゃうけどね。
それでも、どうしてもシャンプーを気にするなら
こちらをご検討下さい。カラーシャンプーです。
界面活性剤はよくないですが、シアバター配合のためおススメです。
是非ご相談ください。
DO-Sシャンプートリートメント正規品の販売店
ハナヘナプレミアム認定店
ヘナ＝優れたヘアカラーではありません。
様々なメディアで取り上げられ、天然の染料として注目を集めている「ヘナ」。しかし中には間違った情報が含まれている事をご存知でしょうか？
本物のヘナは通常のヘナカラーとは違いブリーチ剤は含まれていないので、黒髪を明るくする効果はありません。
驚く方も多いと思いますが、ヘナは白髪をオレンジに染めることしかできないのです。
それを黒っぽく仕上げる為にはインディゴという植物を併せて使用します。
インディゴは和名を木藍といい、日本でもお馴染みの藍色の染料です。
また「ヘナ」と書いてある商品全てが天然成分で安心という訳ではありません。
天然100%の「ナチュラルヘナ」は発色が安定せずに時間も回数もかかる為、化学成分が配合されているものも多くあります。
「ヘナは自然の力で髪を健やかに育むハーブ」これが正しい認識です。
ヘナの粒子は非常に小さい為、髪の毛の内部に浸透する事が出来てタンパク質と結合し留まります。
染めた直後は毛先が傷んだようなキシミ（ヘナショック）が出る事がありますが、回数を重ねる事で本来の健やかな髪に導いてくれます。
ナチュラルヘナの場合、自然の植物なのでほぼアレルギー反応の出る事が無く、地肌や毛髪を傷める事もありません。
ヘナは白髪染めとトリートメントが期待できる安全な染料ですが、自然なものだけに即効性はありません。
「時の流れに身を任せ」そんな気持ちで向き合う事が大切です。
正しくは
ヘナ＝髪を育む自然の力
ヘアーサロンガーデンではライン@によるご予約を承っております。
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