2018.11.22
こんにちは。
本日はカラーリングでご来店のお客様からのご相談になります。
スタイルは肩下くらいのワンレンベース。希望のスタイルは内巻きスタイル。
ワンレンベースのスタイルはいわゆるおかっぱを崩した感じなのでアイロンやコテなどを使用しないと内巻きに入りにくくなります。
年に数回の縮毛矯正をかけていらっしゃります。
本日のお悩みは、
カラーリングがいつも綺麗な色が入らない。アッシュという要望なのだが、すぐに色落ちしてしまう。
どうしたら良いか！？明るさ的には10トーンくらいにしたいです。
ガーデンなりの見解
お客様のライフスタイルは朝起きて全体のストレートアイロンをかける事からスタートします。
以前お話ししたように縮毛矯正は高熱処理をする技術なんですね。
髪の毛を構成する成分は8〜9割近くがタンパク質です。
このタンパク質がタンパク変性を起こしているので、髪の毛の内部に色が入って行くことができないので、色が明るくならないんだ。
よく、高校卒業直後に美容室に行かれる女の子がいっばいいますね。
髪の毛を染めたい！！ずっとその気持ちを我慢してやっと解放されたと美容室に行ってカラーをしても毛先だけ暗めに仕上がってしまう、、
そんな悩み相談が沢山あります。
髪が明るくならない原因は大きく分けて２つ
1、黒染め経験がある。
2、高熱アイロン操作の後遺症。（縮毛矯正）
です。
本日ご来店のお客様はまさにダブルパンチ。
今までのカラーリングの履歴があるから毛先は8レベルくらいの明るさで根元は新生毛。
本当はリタッチして毛先に合わせるのが1番なんだけど、どうしてもアッシュにしたい！
そんか感じの方は
まず、10レベルまで明るくするのは物理的に不可能です。これだけは申し訳ありません。
アッシュ系の色味が好きとの事なので、ベースの明るさに色味を発色させる事はできますが、どうしても短命。
毎日のアイロン操作で落ちてしまいます。これもアイロンを使う以上どうしようもないです。
ならどうしたら良いか？
紫シャンプーを使用してみるのが１つの戦略かと、、、
縮毛矯正、アイロン後のカラーリングは時には水と油。
タンパク変性をした髪は頑固なのです。
それを少しでもアッシュに近づかせて行くには、毎日の紫シャンプーなんかもいいかもしれませんね。
ただこの紫シャンプーは人によって入りが違うので、どんな感じに仕上がるかは人それぞれ。
ドンキで売ってる紫シャンプーもいいけれど、キチンとした美容師さんに相談して購入した方がよろしいかと思われます。
ガーデンでは、ハナヘナや新メニューでトーンダウンや現状維持を希望される際にはダメージを抑える事が出来ますが、
トーンアップにはリスクが非常に伴います。
中には美容室で施術を断られる事を恐れて、本当のことを話してくれない方もいます。
美容師さんは髪質を見れば矯正をかけているかどうかは分かります。
今までの施術履歴は包み隠さずに正直にお話しして対策を考えましょう。
履歴を隠しても綺麗に仕上がらなければ何の意味もありません。
アイロンが便利な世の中。
再三申し上げますが、youtuberの投稿しているものは
あくまでもスタイリングの仕方！！なんです。
アイロンが１８０度の物を使用しましょうといっていますね。
確かにその方が綺麗にセットできますからね。
アイロンの高熱とリスクは平行する事を理解しましょう。
アイロンは諸刃の剣です。
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