こんにちは。

先週ご来店頂いた縮毛矯正のお客様との会話の内容になります。

縮毛矯正は一年に約２回。半年に１回ということですね。

ロングヘアのお客様で矯正をかけないと広がってしまいどうしようもないとの事。

縮毛矯正は本当に無くてはならない方には素晴らしい技術ですよね。

サラサラになるしツヤは出るし。

縮毛矯正というメニューは美容師さんにとっても物凄く難しい技術になります。

専門的に言うと酸化と還元と膨潤を兼ね添えた技術だからです。

薬剤の放置時間も1分でも、いや、1秒でも間違えると一瞬でチリってしまう事もあるくらい。

そんなデリケートな縮毛矯正を綺麗にかけるためには皆様のご協力が不可欠になります。かける方のね。

縮毛矯正を綺麗にかけるためには

1、皮膜だらけの髪の毛を作らない。ホームトリートメントですね。皮膜だらけだと薬剤が浸透しにくくなる為かかりにくくなります。縮毛矯正をかけると善かれと思ってトリートメントを毎日毎日される方もいらっしゃいますが過度なコーティングの方が髪は痛みます。

2、ホームカラー！！何よりこれ！！以前ラインで相談を頂いた質問に、他の美容室で縮毛矯正をかけたら髪がチリチリになってしまった。どうしていいか困っている。との質問を頂きました。

状態を見ていないから状況でしかわからないけれど、その方の生活を聞いてみると。

1、3週間に一度白髪染め。ホームカラー

2、パーマに飽きたら矯正、矯正に飽きたらパーマ。という恐ろしい履歴。

3、市販のリンスインシャンプー。

４、毎日のアイロン。

これね！

言葉が悪いけれど、この話しを聞けばこれだけで髪の状態が良くないのが誰でもわかるね。

ガーデンなら100パーセント施術をお断り。キッパリ。

3週間に一度白髪染めをするって事は、結構頻繁だよね。白髪わしっかりと染めたいからしっかりと薬を塗るという流れなんだろうけど、2000パーセントセルフカラーはやめたほうがいいよ。

そもそもセルフカラーを頻繁に行って、パーマ、矯正を行なっている方がその状態に縮毛矯正をかけようって事自体が事故って事。

ガーデンではその様な場合はお客様にお怒りをもらってでもお断りしています。

何回も言うように、何かを行うには事前からの正しい準備が必要なんだ。

縮毛をかける人は

カラーリングはリタッチのみ！！これは本当に大事だよ。

パーマの時もそう。

美容師さんがそこまでしてカラー剤のアルカリから受ける代償を小さくしようとしても、ホームカラーを繰り返していては綺麗に仕上がることなんて無理！！キッパリ。

質問者の矯正をかけたらチリチリになってしまった！！は間違い。

日頃の扱いをキチンと見抜いてくれなかった美容師さんに縮毛矯正をかけてもらったことが事故。

あるいは止められたのに無理してかけて欲しいと言ったか？

その履歴を聞けばどの美容師も止めると思うけどね。

何事もセルフはやめましょう。

値段が高いから！！美容室での仕上がりのクオリティが落ちてもご了承ください。

ダメなものはダメ。以上

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