2022.10.20
こんにちは。
大変お久しぶりでございます。
さて、本日はどうしても皆様にしって貰いたいお話をしてきいきます。
結論から言うと黒染めという技術は、簡単そうに見えて実は本当に難しいというお話しなんですね。
よく「黒染めは簡単そうだから自分でやっちゃう」なんてお話もききますね。
まずね、その場の勢いなんかでやるものではないんだよ。黒染めは。
カラーリングの仕組みはね、脱色+発色なんだけど、
黒染めって言うなら黒!だから髪の毛を脱色する必要がないんだよね。
元々髪の毛には簡単に言うとメラニン色素といってその人の髪の毛の明るさをつかさどる心臓みたいなものがあるんだ。
実際に髪の毛を脱色するとメラニン色素は
破壊されて少なくなる。つまりはこれが脱色された状態。
そこに色味をいれた状態が
こう言うことなんだよね。
これがいっぱんてきなカラーリング。
そしてこれは時間が経つと発色した色味が褪色していきます。
例えるとどんどん空気の抜けていく自転車のタイヤみたいなもの。何ヶ月も自転車に乗ってないといざ乗るって時に空気がペラペラだったりするよね。
そんな感じかな。
ここで黒染めに話を戻すと、
黒染めは毛髪の色素が簡単に言うと容量オーバーの様なものなんだ。
半永久てきに空気の抜けないタイヤ。みたいなもの。
毛髪内部にしっかりと残留する色素が髪の毛を黒く保ちます。
日数をかけて色褪せはするけど、ほとんど落ちません。
ロングヘアーの女性は、根本部分と毛先部分の色が違いがあるよね?それは生まれたての毛と、何年も前の毛で時間が経ったことにより痛みなどから少し明るく見えるわけです。
そんなイメージだよね。
だから黒染めするなら今ある髪の毛がなくなるまで黒でいます!って覚悟が必要。
高校生の夏休みの間にだけ金髪にしておいて、学校が始まったら黒く戻す。たくさんいますよね。その気持ちも分かる。
そして、また長期休みがあったら明るくしたい!
そう思うでしょう。でもそれはかなり無理があります。
黒染めしてしまえば明るくなりません。ブリーチをすれば確かに明るくはできますが、本当に傷んでしまうし綺麗な色味なんてでません。
だから当店では黒染め希望される方には真っ黒しかご提供できません。
次に明るくしやすい黒なんてないからです。
地毛で通じるちょっと茶色い髪にしたいというかたは多いですが、
職場、学校で髪の毛を黒くしなくてはならない場合に少しでも茶色さを残したいと言う気持ちでしょうけど、
ハイトーンカラーからの黒染めの場合は、そのように黒すぎると嫌だという要望の場合は、確実に攻め込む事ができずに暗さ不十分になってしまいます。
美容師さんが黒くなりすぎのを警戒して攻めきれないから。
これはもう物理的に無理なことです。
こういった事から黒染めは本当に真っ黒。という条件でしかお受けできない事にさせて頂きたく思います。
その場の勢いだけで判断するのではなく、しっかりと先を見てカラーをしていかないとね。
特に高校生の夏休みだけのカラーとか、居酒屋カラーリングが自由にできる大学生とか社会人になった時に必ず後悔しますよ。
あの時にやらなければ。とね。
ですので、黒染めを簡単に考えてはいけません。
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