2022.4.20
こんにちは。
当店ではアルカリ残留についてお話しします。
まず最初に美容室で一般的に行われているパーマやカラーや縮毛矯正は一般的に見てアルカリ剤がほとんどです。
カラーリングをした後、美容室で仕上げたときは艶々だったのに家に帰って何日かしたら髪が痛んできた、、、
パサつきが気になったりすると言う意見もありますね。
それは恐らく残留アルカリの影響です。
カラーリングの匂いが残ったりしていると分かりやすいよね。
この前も話したけど、
髪質がアルカリに傾くのと、毛髪に残留アルカリがあるのは全くの別物になります。
髪の毛がアルカリに傾いている状態って切れやすかったりするんだよね。
そのアルカリに傾いたものは自宅でセルフケアで独自にケアしている人もいるよね。
例えば酢をつけたりクエン酸をつけたり。
アルカリに傾いた髪の毛を弱酸性に戻したいという心理だろうけど酢やクエン酸は酸度が低いため使いすぎると過収斂してしまいます。
ギシギシになるって事。まぁそれがわるいかって言うと悪くは無いけれど、アルカリを除去したいって観点とは全く異なります。
酢やクエン酸はpHをコントロールするには有効にしてもアルカリを除去する力はほぼないです。
アルカリを除去するには、自宅でお湯洗い40分位続けることなのですが、これは中々物理的に難しいよね。
だから平均的にお風呂でシャンプーをする人々の平均時間を考えると毎日お風呂に入って約3週間といわれています。
そのくらいしぶといものなんだ。
このアルカリが残留している状態でパーマ、カラー、縮毛などは本来の力を発揮できません。
だからパーマとカラーは分けてやらなくてはいけないと美容の法でも決まっているものでもある。
特に縮毛とカラーの同時は危険。
では、アルカリ残留を除去するにはどうするか?
美容室でしっかりと炭酸泉やマイクロバブルで洗ってもらうこと。
自宅用マイクロバブルシャワーヘッドを使っている方はそれでいいか?と聞かれるのですが、
まったく性能が違うので無いよらは良いですが、マイクロバブル発生装置から発生されるものとはまた違いますのでご理解ください。
よくセルフカラーをされている方が、美容室でパーマが綺麗にかからない、、、
よく聞くのですがセルフカラーをしている髪の毛はパーマに適さないんだよ。
パーマとカラーを両立させる為には、キチンとしたプラン、工程、ケアが必要なの。
故にセルフカラーをされている方はご理解頂きたいです。
最後にお酢、クエン酸でアルカリ残留除去はできません。pHコントロールです。
収斂させ過ぎるとかえってキューティクルが引き締まるのでアルカリが取れにくくなります。
余計痛みやすくなりますのでやめておきましょう。
何事も何故いいか?わるいか?
そこをしっかりと理解することが大切なのです。
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