2019.3.15
こんにちは。
今日はカラーリングやパーマなどで美容師さんが使っている前処理剤についてご質問があったのでお話ししたいと思います。
美容師さんか使用している前処理トリートメントはいわゆるpptトリートメントと言われるものです。
PPTとはポリペプチドを意味するものです。
髪の毛は4つの結合でできています。
そのうちの1つがポリペプチド結合です。
PPTトリートメントとはタンパク質を加水分解して結合を切断し、小さくしたものを言います。
とても水に溶けやすいのが特徴で、シャンプーなどに配合されている物も多いです。
そして、このPPTは分子量の大きさによって大きく左右します。
まず、毎度お馴染みのこちらの図を。
髪の毛の間充物質に空いた穴をダメージホールと言いますね。
考えてみてください。
髪の毛に空いたダメージホールなんて目に見える事はありませんよね。
そのくらい小さなものなんだ。
つまりはそれよりも小さくないと穴に入り込めないって事だよね。
だからPPTトリートメントみたいに加水分解して分子量を小さくする事が必要なんだ。
元々の髪の毛と同じ成分のタンパク質は分子量が大きすぎてそのままじゃつかえないからね。
そして、このダメージホールを埋める事がトリートメントには不可欠と話してきましたね。
PPTトリートメントを塗布した状態。
こういった状態にする必要があるあるんだね。
でもこの様にびっちりと、詰め込んだPPTも分子量が小さいのですぐに流出してしまいます。
だから髪の毛の表面をコーティングするの。
時間が経つと流出してしまうのがデメリット。
ダメージホールを埋める方法は2つ
1、ハナヘナトリートメント
2、加水分解ケラチントリートメントをする。
この2つが効果的。
加水分解ケラチンはまだまだ希少販売のトリートメントです。
ダメージホールにしっかりと入り込み熱処理をする事で髪の毛のタンパク質と合体するの。少しずつね。
こんな感じ。毎日少しずつダメージホール内でタンパク質と合体してくれるので毎日行えばいずれはダメージホールが埋まるの。
ダメージホールが容量オーバーになったらやめたほうが良いけど、このホームケアは本当におススメです。
なるべく早くダメージホールを埋めたい人はハナヘナにしましょう。
日々の積み重ねと意識を高めることが髪の毛のケアには大切なの。髪の毛は死滅細胞だからね。
どのようにケアするかは美容師さんによって違います。
ガーデンは素髪推薦サロンではありますが、
髪の毛は自己修復しないからこそ、栄養素を詰め込んであげるという考え方はもちろん理解できます。
そこで来週から新メニューを増やします。
キーワードはグリオキシル酸。
乞うご期待。
DO-Sシャンプートリートメント正規品の販売店
ハナヘナプレミアム認定店
ヘナ=優れたヘアカラーではありません。
様々なメディアで取り上げられ、天然の染料として注目を集めている「ヘナ」。しかし中には間違った情報が含まれている事をご存知でしょうか?
本物のヘナは通常のヘナカラーとは違いブリーチ剤は含まれていないので、黒髪を明るくする効果はありません。
驚く方も多いと思いますが、ヘナは白髪をオレンジに染めることしかできないのです。
それを黒っぽく仕上げる為にはインディゴという植物を併せて使用します。
インディゴは和名を木藍といい、日本でもお馴染みの藍色の染料です。
また「ヘナ」と書いてある商品全てが天然成分で安心という訳ではありません。
天然100%の「ナチュラルヘナ」は発色が安定せずに時間も回数もかかる為、化学成分が配合されているものも多くあります。
「ヘナは自然の力で髪を健やかに育むハーブ」これが正しい認識です。
ヘナの粒子は非常に小さい為、髪の毛の内部に浸透する事が出来てタンパク質と結合し留まります。
染めた直後は毛先が傷んだようなキシミ(ヘナショック)が出る事がありますが、回数を重ねる事で本来の健やかな髪に導いてくれます。
ナチュラルヘナの場合、自然の植物なのでほぼアレルギー反応の出る事が無く、地肌や毛髪を傷める事もありません。
ヘナは白髪染めとトリートメントが期待できる安全な染料ですが、自然なものだけに即効性はありません。
「時の流れに身を任せ」そんな気持ちで向き合う事が大切です。
正しくは
ヘナ=髪を育む自然の力
ヘアーサロンガーデンではライン@によるご予約を承っております。
アカウント名 ヘアーサロンガーデン春日部
I.D @hsq5869v
お電話によるご予約はこちらからお願い致します。
048-677-8756
定休日 火曜日、第2、4、5水曜日
ホームページ検索キーワード
春日部ガーデン、ガーデン春日部、ヘアーサロンガーデン、ヘアサロンガーデン、美容室ガーデン、美容院ガーデンなど。