2018.9.22
こんにちは。
今日はシャンプーについてお話ししたいと思います。
世間ではノンシリコンシャンプーブームがありましたが、今でもノンシリコンシャンプーは大人気です。
そもそもノンシリコンシャンプーとシリコンシャンプーの違いをしっかりと理解して使われている人ってどのくらいいるんだろう、、、
今更聞くに聞けない！！そんな方の為にガーデンなりに解説したいと思います。
そもそもシリコンとは？
シリコンとは一般的に市販のシャンプーによく使われる化学物質のことです。シリコンが入っていることのメリットとしては、キューティクルに付着しコーティングする作用があるので、手触り良く艶を出すなどの効果があります。一方で髪をコートするだけなので、髪を補修したり浸透して保湿するような効果はありません。
ジメチコン、シクロメチコン、シロキ、シリカ、メチコンなどの表記されている成分はシリコン入りと考えて下さい。
ではノンシリコンシャンプーとは
シリコンが入っていないシャンプー！！以上。
市販のシャンプーはノンシリコンと表記が無いもの以外はほぼシリコン入りシャンプーとご認識ください(^ ^)
ではでは、ガーデンなりの解説ではありますが、
シャンプーの目的は頭皮や髪の毛を洗う事。
毎日生活をしていれば髪も頭皮も汚れています。そんな汚れを落とす為のシャンプーなのにコーティング剤なんか入れたら洗うという力が半減すると考えます。
しっかり洗えていないのにシリコンで手触りが良くなり、このシャンプー良い！！って錯覚を起こすんだ。
そんな生活を毎日続ければ髪の毛はしっかりと現れないままシリコンによって皮膜コーティング重ねていきます。
ガーデンでは皮膜コーティングにより髪を痛めると説いてきましたね。
もう説明しません。以前のブログを見てください。
シリコンによりコーティングされた髪の毛はカラー、パーマの薬剤が浸透しにくくなり綺麗に技術が行えなくなります。キッパリ！！
シリコンコーティングされている方が保護剤になるって言ってたお客様がいたけど、そういった考えはちゃんとプロの美容師さんに相談してね。美容師さんが使うトリートメントは別物です。
でも従来のシャンプーのほとんどがシリコンシャンプーです。メリットもあります。
・髪のキューティクル(ツヤ)を維持する
・ドライヤーの熱から髪を守る
・髪の肌触り、髪の通りを良くする
デメリット
・髪を膜(まく)でコーティングするためヘアケア成分・栄養素が浸透しづらい
・毛穴が詰まりやすい(頭皮に付着した場合)
・パーマやカラーがかかりにくい
こんな感じですかね。
そしてノンシリコンシャンプーは
メリット
・頭皮にやさしく毛穴が詰まらない
・頭皮の汚れをしっかりと落とせる
・ヘアケア成分(トリートメント成分)がスムーズに浸透する
デメリット
・泡立ちにくい
・軋む
まぁ簡単に言ってしまえば
髪の毛の手触り重視ならシリコンシャンプー
頭皮のケアも考えるならノンシリコンシャンプー
でいいと思います。
厳しい意見を言わせていただきますと、
市販のシャンプーで良いものなんてありません。
シリコンどうこうの前にシャンプーは界面活性剤が入っているからね。その種類が何より大切と考えます。
どんな界面活性剤だろうとシャンプー剤を使う目的を明確にしないと良いものなんて選べないよ。
私たち美容師はお客様の髪の毛が1番によくなる事を願ってお話しをしています。
営利目的という、クレームをみかけますがそれは違います。
シャンプーの販売したところでほとんど利益はでません。
お客様がこうなりたい！！素敵でありたい！！と思うのは当然のことですが、そうなるには時には美容師さんのおススメする商品が必要な時があるんです。
その為だとご理解下さい。
当然ながら！
ムクエもドSもノンシリコンですよ笑
魔法のバブルとの相性が良い理由がわかりますね。
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