2018.1.26
こんにちは。
最近のブログでは高熱により髪の毛はダメージするというお話しをさせていただきましたが、今日は少々詳しく。
熱により髪の毛はたんぱく変性を起こすというお話ししました。
髪の毛はたんぱく質が大半を占める構造で、高熱を加えていくことによって髪が硬くなっていきます。
生卵を茹でると茹で卵になります。またフライパンで焼くと目玉焼きになりますね。
卵の白身はたんぱく質でできていて、高熱により液体から固体になりますね。
その硬くなった白身は液体にはどうやっても戻りません。 冷やしても、何をしても戻りません。
硬くなった髪も一緒です。
ではこのたんぱく変性ですが、何度から影響を与えるのでしょうか。
まず髪の毛は死滅細胞。減点方式でダメージをしていきます。
決して傷んだ髪は復活しません。
髪の毛はデリケートにできています。
たんぱく変性を始める温度というものは60度くらいからと言われています。
ではストレートアイロンを使う際に60度より下に温度を設定するって事?という話しになりますが、そんなに低い温度だとクセは伸びませんよね?
ここで考えて欲しいのが、茹で卵を作る際に沸騰したお湯の中に生卵を入れてもすぐにはたんぱく変性を起こさないですよね?
考えはこれと一緒です。アイロン操作も短時間で済ませる必要があります。
アイロン操作による考え方は美容師さんによって全く違いますが、私的には
120度〜160度の温度設定で、髪の毛にアイロンを当てる時間は1箇所につき2〜3秒が限界。
と考えております。
茹で卵と一緒で一瞬では硬くならない!!という考え方です。
それを超える温度設定と当て時間はたんぱく変性を起こす他、髪の毛表面の火傷にも繋がります。
アイロン操作を行う際はしっかりと乾いた髪の毛に行うようにし、アイロンの熱から髪を保護するものを使ってください。
髪の毛が濡れたままアイロン操作をするなんて事は絶対にあってはなりません。
アイロンの熱から髪を保護にオススメ
濡れた髪の毛をアイロンを最後に当てて乾かすと言う事を言っていた人がいましたが、ありえません!!
濡れた髪の毛アイロンするとジュッという音がしますね。
この時に髪の毛は水蒸気爆発を起こしているのです。
この水蒸気爆発によってキューティクルは破壊され必要な成分が髪から出て行ってしまうんですね。
難しい話しなので、濡れた髪の毛にアイロンは無し。ジュッという音がしたらアウト!!と覚えておきましょう。
乾いた髪にアイロンをする様にしましょう。
コテなどのカールアイロンを使う場合は、140度以下にしましょう。
アイロンもカールアイロンも温度が上がればセット力も上がりますが、それに伴いリスクも上がるとご理解ください。
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