2018.1.19
こんにちは。
本日はセルフカラーで暗くなりすぎてしまったお客様が何名様かいらっしゃりました。
カウンセリングをしてみると明るくしたいとの事。
サロンカラーは高いから何回かに一回。その他はセルフカラーをされると言う事でした。
結論から言うと、セルフで暗くなり過ぎた髪はそう簡単には明るくなりません。
何回かに一回サロンカラーをすれば綺麗に染まるということは決してありません。
美容師さんとて簡単ではありません。
セルフカラーとサロンカラーの主な違いは塗り分けにあると思っています。
セルフカラー
根元、中間、毛先と分けてなる事が難しく、全部やってしまいがち。塗るのが難しいから泡カラーをする人が増える。
サロンカラー
根元、中間、毛先と薬剤をしっかりと使い分けができて、しっかりとした処理ができやすい。
この様に、セルフカラーは本来染める必要のない既染部にも薬剤がつきやすい為、思ったよりも暗くなってしまうケースが多いのです。
髪の毛は明るい状態からトーンダウンする事は出来ますが、暗くなり過ぎてしまった髪の毛のメラニン色素はそう簡単には明るくできません。
黒染めをしてないから大丈夫という訳ではありません。
白髪染めで明るくする原理は、脱色+発色です。
1度脱色した髪の毛は白髪染めの薬では脱色する事は出来ません。
1度暗くなってしまった髪の毛をセルフカラーで明るくしようとした髪は、頭頂部付近だけ明るくなって、中間毛先までは暗くなってしまっている場合が多いです。
脱色しないで発色ばかり繰り返すから回数を重ねるとドンドン色が暗くなっていってしまうのです。
もともと、白髪染めの薬は白髪を染める為に作られているので、髪を明るくするという原理は難しくなります。
白髪にはメラニン色素がありません。だから脱色する事なんてできないのです。
その薬を何回も毛先に塗布してしまう形になると、、、
もう分かりますね。これが明るい白髪染めを使ったのにドンドン暗くなってしまう理由です。
白髪染めの薬は白髪を染めるものなので、髪を明るくする為に作られているのではありません。
だから美容師さんはうまく根元と毛先の薬を使い分けるのです。
暗くなった髪の毛は美容室でもそう簡単には明るくならないのでご注意を!!
セルフカラーの後遺症でサロンカラーが入らない場合があります。白髪染めなど染まりにくくなります。
1度暗くなってしまった髪の毛は、ブリーチなどの脱染剤を使わないと明るくなりません。
ブリーチを使うデメリット
傷む、高い、思い通りの色になりにくい。
などなど、そう簡単にはいかないんです。
美容室にご来店頂いた剤に美容師はセルフカラーをされているか、そうでないかは一目瞭然です。
正しい、染歴を美容師さんに伝えてください。セルフカラーをした髪だとお断りするサロンもあります。
セルフカラーをされた髪は正直に話しましょう。
セルフカラーをして失敗した髪は美容師さんでもそう簡単には治せません。断言します。
セルフカラー、サロンカラーの違いは高い、安いではありません。
きちんとした処置を、ケアを、知識をもってして提供しています。
少々厳しい事を言いますが、セルフカラーで失敗した髪は諦めて下さい。
治すには時間がかかります。治る保証もありません。
セルフカラーを簡単には考えないでください。本当にお願いします。
セルフカラーを頻繁に行う方はサロンカラーの仕上がりに満足行かなくてもご了承ください。
ガーデンでなくてもどこの美容室でも一緒です。
少々厳しい意見になりまして申し訳ありません。
これは営利目的ではありません。お客様の髪の毛の為に申しております。
サロンカラーが高くて頻繁にできないと言う意見は大変多いです。セルフカラーは安い代わりに代償も大きい諸刃の剣です。
ステキな髪の毛を手に入れるのは皆様次第です。
¥2.000税込み
ヘアーサロンガーデンではライン@によるご予約を承っております。
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