2018.1.14
こんにちは。。
カラーリングやパーマが今ではされている方がとても多い世の中。
皆様はパーマ、カラーの後処理に対する知識はどのくらいもっているでしょうか?
ホームカラーを頻繁にされている方は是非このブログを読んでほしいです。
まず、髪の毛は死滅細胞です。一度傷んでしまうと決して元に戻る事はありません。
再三申し上げていますが、トリートメントでは傷んだ髪の毛は戻りません。スポーツ選手が怪我をおして試合に出るために痛み止めの注射をうちますが、そのようなものだと思っております。
※正しい処置をして行うトリートメントは別です。
痛みを忘れさせて試合に出て、痛み止めが切れたら症状が悪化している、、なんて事はよくある事だと思います。
ホームカラーなどで正しい処置をされずに染めた髪の毛はアルカリ性に傾いています。
※マニキュアなどをされている方は無視してください。
弱酸性の状態が好ましい髪の毛にとってアルカリ性に傾いているという事はキューティクルから水分も抜けやすくダメージを受けやすい髪、パサつきやすい髪になります。
このアルカリ性にに傾いた髪の毛を弱酸性に中和する際にバッファー剤を使います。
いわゆる、アルカリ性に傾いてしまった髪の毛を急激に酸化させないようにする作用のある酸リンスをバッファーと言います。
現代ではどの美容室も炭酸泉を導入していますが、炭酸泉はpHをコントロールする作用があります。
この炭酸泉が流行する前はこのバッファーをpHコントロールに使っている美容室がとても多かったと思います。
しかし、炭酸と言えどもアルカリに傾いた髪を弱酸性にキチンと戻すには不十分と考えます。
だからこのバッファー剤というものは美容室には欠かせないものだと思います。
特にガーデンではpHコントロールはこのバッファー剤によって行なっています。
マイクロバブルで残留アルカリ除去➡︎バッファー剤によるpHコントロールをして収斂させる➡︎アミノ酸系界面活性剤シャンプー、トリートメントでケア。
ご自宅ではシャンプーとコンディショナーまたはトリートメントに力を入れて頂きたいです。逆を言えばそれさえ間違えなければ髪は良い状態を維持しやすくなります。
マイクロバブルは残留アルカリや不純物を除去する力がとても優れていて、高濃度酸素水の為お肌にも良いです。炭酸泉に比べてpHコントロールをする力はない為、バッファーの効果を十分に発揮できると考えています。
髪の毛の状態を良い状態を作るのには美容師さんと言えども知識を要するもので、一般の方には少々難しいと思います。
少し厳しい意見ですが、ホームカラーをそれほど簡単には考えないで下さい。
そして、傷んだ髪を家でトリートメントをして何とかするという概念を忘れて下さい。
髪の毛がまとまらない原因にもなります。
先日担当させて頂きましたお客様は家では酸リンスを使っているとの事でした。
発想自体はいいかと思いますが、
酸リンスは一時的に酸性に傾ける酸度の低いもの。
バッファーは中〜長期的に酸性に傾ける酸度の高いもの。
酸度が低ければ髪は収斂しすぎてギシギシになってしまいます。
石鹸系界面活性剤を使う事で酸リンスを使うといいと言われています。
石鹸系界面活性剤はアルカリなのでシャンプー自体が髪を傷める効果があるのであまりお勧めはしたくありませんが、、、
餅は餅屋という、言葉があるように専門家によって、正しい処置があってこそ、または処置を教わってこそ髪は健康に保たれると思います。
美容室に行った際は、必ず炭酸泉などによる施術を受けて下さい。
素敵な髪を手に入れるのは皆様次第です。
あくまで一個人の意見です。私の意見が100パーセント正しいわけではありません。色々な考えがある世界です。
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