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頭皮に存在する皮膚常在菌とは。春日部ガーデン

2018.1.13

こんにちは。

今日は頭皮に存在する皮膚常在菌についてお話しします。

健康な頭皮を保つため皮膚常在菌が存在します。

この皮膚常在菌とは、決して悪い菌ではありません。赤ちゃんの時から普通に体に存在している微生物です。

皮膚常在菌の種類は200以上と言われています。有名所だと、表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌などですね。

こういった皮膚常在菌は1平方メートルあたりに、10万個以上も存在していて、それぞれが大きな役割を担っています。

バリヤーとでもいいましょうか!

頭皮は皮膚常在菌のバランスが大事で、バランスが崩れると頭皮環境が悪化してしまいます。

過度なシャンプー、またはワックスなどの洗い残し、ストレスや抗生物質の服用などで頭皮の皮膚常在菌のバランスが崩れてしまうと頭皮が不健康になります。

代表例

マラセチア菌の増加により脂漏性皮膚炎になりやすい。カビ菌の一種

アクネ菌が増殖すると、頭皮ニキビができやすくなります。

分かりやすく言えば、脂性の皮膚になりやすく、ニキビができやすい。

とご認識ください。

頭皮の皮膚常在菌には新陳代謝によって剥がれた古い角質や皮脂を食べてくれる働きをしています。

また、病原体の侵入を防ぎ、免疫細胞を働かせて、活性化する役割もあります。

頭皮の皮膚常在菌が少なくなると、上記の働きが弱くなる事により、頭皮の汚れが分解されにくく、臭くなったり、皮脂を食べてくれる皮膚常在菌が減るので脂性の皮膚になりやすくなります。

逆に常在菌が増えすぎると、常在菌の死骸、糞が増えるので汚れた環境になり、痒くなる、フケの増加、感想の頭皮になります。

頭皮の皮膚常在菌のバランスを保つには、適切な洗髪、ストレス発散、抗生物質の使用を控える事です。

頭皮のバランスを保つためには私は適切な洗髪だと思っております。

以前に毎日シャンプーするか否かは正解は無いという話しをしました。

1日おきに、あるいは2日おきにシャンプーをする方乾燥肌の人が、石鹸系界面活性剤、アルコール系界面活性剤などのシャンプーを使用していては、その強い洗浄力のにより常在菌も落としてしまっているという事になります。

せっかく乾燥肌を防ぐために1日おきにしても何の意味も無くなってしまいます。

私はそもそもシャンプーの泡立ちがいいとか、スッキリとかを感じるのもいい事だとは思いますが、そこまで強い洗浄力、泡立ちのいいシャンプーよりは、弱酸性アミノ酸系界面活性剤のシャンプーで頭皮をいたわってあげることの方が大事だと思います。

洗浄力の強いシャンプーは常在菌も死滅させてしまうという概念です。

美容室のシャンプーは確かに高いです。しかしそれなりに頭皮のバランス、髪の毛の状態を考えて作られているものとご理解頂けると幸いです。

素敵な髪を手に入れるのは皆様次第です。


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