2023.6.12
お久しぶりです。
最近はInstagramなど美容さんの投稿が当たり前になっている世の中ですよね。
当然お客様もインスタをされている方が沢山いるので美容師さんが投稿している「炎上覚悟で、、」なんてものをよく見かけますね。
それについてよく当店でも聞かれるので私なりに回答したいと思います。
縮毛矯正の時にアイロン温度を180°で設定して施術している事を批判する事や、アイロン前にオイルをつけてはいけないと断定する投稿あったのだけど、実際はどうなのでしょうか?
これはね、私に聞かれてもその美容師さんがどの様な考え、エビデンスがあって投稿しているか分からないのではっきりとした事は言えないけれど、美容師さんはこの世の五万といるよね?
色々な考えがあって当然なんだけど、この様に他者を批判するような投稿をしている事が問題なんだ。
インスタに投稿されている写真はあくまでも成功例で、その裏でうまくいっていない人もたくさんいる事を理解しなくてはいけない。
まず縮毛矯正のアイロン温度なんだけど、
アイロンの種類によっても発揮される温度が実際の設定温度より低くなるアイロンもあるのね。
そもそも縮毛矯正のプロと言われて、美容師さんに講習会を開いている美容師さんで、180°でアイロンをしてはいけないなんて言う人は聞いた事ない。
私の師匠の沖縄県メルコヘアデザインの清水雄太郎氏も180°でアイロンを推奨しております。
清水氏は神的に縮毛矯正が上手です。私の中で世界一。
その清水氏もアイロン前にココナッツオイル、グレープシードオイル、オリーブオイルなどをスペシャル調合した
オイルをたっぷりつけてしっかりとドライしてから180°でアイロンをかけていますが、
本当に縮毛矯正の仕上がりが綺麗なんです。
なので、アイロンの仕方も千差万別なんです。つまりね、自分が正しいと主張して他者を批判する事自体が間違いなの。
結果が全て。
私の考えは、アイロン時に気をつける事は
1、脱水アイロンをしない。水分が残りすぎている時にアイロンして蒸発させる事。
2、何度のアイロンを使用したとしても1箇所に何度も熱を当てすぎては痛みます。
3、オイルを使用するのであればアイロン前でなく、乾かす前かな。実際にオイルをたくさん使用するココナッツ矯正があるのでオイル自体を否定するものではない。
結論結果が全て。
そして、私が180°のアイロンを許容している根拠は、
清水氏の講習会に参加した際に習った事ですが、
清水氏の働く美容室に以前キャバ嬢の方が毎日セットアップに通っていらっしゃったそうですが、その時に毎日180°のアイロンやカールアイロンを使用していたそうです。
約6年間。6年経っても髪の毛綺麗だったんだって。
私も毎日のアイロンを使用しているお客様に180°はいいと言っています。
その代わりしっかりとしっかりと乾かしてね。と話しています。
縮毛矯正の講師の中にはアイロンを200°〜220°
と推薦している人もいるんだ。
故に色々なやり方があるって事。
私は本当に実力のある美容師さんは、他者批判なんかしない人だと思っています。