こんにちは。

本日はメールにてとある質問を頂きましたので、ブログにて回答をしたいと思います。

ブログ回答は許可を得ております。

質問者　大学一年生。

・クセがとても強く毎日のヘアーアイロンは欠かさずかなりしっかりと伸ばしています。

高校を卒業してからカラーリングデビューをしたのですが、思ったよりも全然明るくならず、毛先だけが黒さが残ってしまいます。

ブリーチなどをするしかないのでしょうか？

との事です。

この様な悩みは本当にたくさんの方が経験あるのではないでしょうか？

最初に話しておくと、アイロンは諸刃の剣と例えますかね。

正しく使えば本当に良いものだし、少しでも使い方を間違えれば髪は壊死してしまいます。

カラーリングが明るくならない理由としては、

毛髪のタンパク変性という作用を起こしているからなんだね。

毛髪の成分の大半はタンパク質でできているよね？

タンパク質って熱処理すると硬化するよね？

タンパク変性の例えとして、牛乳をホットミルクにしたりココアを熱湯で入れたりすると薄い膜が張るよね？

それ！

もっと分かりやすく言うと、

この変化。

つまりね、髪も大半のタンパク質ががっちりと中枢をガードしてしまい薬剤が入り込めないの。

なので、回数染めても明るくならない理由がこれ。

このタンパク変性は絶対に治りません。

トリートメントしようが何をしても治りません。

これをなんとかしたいというのは、ゆで卵を生卵に戻す要求と同じ。

じゃあどうしたら明るくなるか？

質問者様の言う通りブリーチなんだけど、メチャクチャ痛むからお勧めできない。

毛髪を卵と例えて、

綺麗に茹で上がった卵、あるいは茹ですぎた卵を更に火で炙る様なものなんだ。

普通なら壊死します。

なので、本当な厳しい事を言うとしばらくはカラーリングは諦める事が大切。

だけど、染めたい気持ちは分かる。

ブリーチでどのくらい傷むか？どのくらいカットをすれば良いか？

それはやってみないとどのくらいの結果が出るかわからないんだ。

だから今一度信頼できる美容師さんとしっかりと今後について相談する事をお勧めするよ。

美容師とて魔法使いではありません。

多分高校を卒業するまでずっと綺麗な髪の毛をしてきた女子がチリチリな髪の毛なんて体験した事も無いだろうし、美容室に行けばどうにかなるって思う事は普通のことなんだ。

そんな今こそ今一度毛髪について見直すいい時期なのかもしれない。

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