2021.2.18
こんにちは。
本日は新規のお客様からお問い合わせを頂きました。
オーガニックカラーの方が通常カラーよりも痛まないのか?
あるいは頭皮への負担も軽減されるのか?
という事なんですね。
確かに今は色々なカラー剤がありますね。
その中でもちろんどれだけ髪の毛に負担が少ないか?
それを追求して作られたカラー剤と言うものがあります。
その一種としてオーガニックカラーもあります。
当店の認識としましては、もちろん配合されているものが髪の毛に優しい成分であればダメージが軽減されるものもあるでしょう。
しかし大前提として、カラー剤はアルカリと過酸化水素を使用している時点で必ずダメージは生じます。
また過酸化水素は、頭皮に最も残留しやすく残留する事によって過酸化脂質に変化して毛穴を塞いだりしてしまうのね。
つまりは根本となる原因解決にはならないんですね。
だから痛むか痛まないか?と言ったら痛むんですよね。
ガーデンではオーガニックカラーは使っていないけど、過酸化水素の濃度を使い分けて、一剤のアルカリを緩和する事に力を入れています。
トーンアップの時にはいざ仕方ないのですが、トーンダウンの時にはきちんとアルカリをキャンセルして発色していく事に力を入れています。
そもそもトーンダウンの時にはガチガチのアルカリでキューティクルをこじ開けて染める必要ないからね。
そして、魔法のバブルを駆使することでアルカリ残留をしっかりと除去します。
アルカリが残留する事で色落ちを推進してしまいますからね。
また過酸化水素は最も厄介なもので、頭皮に残留してしまうとそう簡単にはとれません。
目には見えないけど、焦げ付いたお鍋の底みたいなものなんだよ。頑固一徹。
この過酸化水素を除去するためには酵素を使用しなくてはいけません。
素髪を作るためにマイクバブルを使用していますが、過酸化水素だけは酵素がないと取り除けません。
オーガニックや無添加にこだわるのも良いでしょう。
しかし、こういったアルカリ残留だったり残留過酸化水素をそのままにしてしまうならば、たとえどんな良い薬剤を使用しても付け焼き刃。
どんなカラー剤を使用しても肝心なのはその後処理なんだ。
だからいかにセルフがダメか?
分かるよね?
どんなケアも素髪からだよ。
なので、カラー剤にこだわるよりも、素にこだわる事。
これが、当店のモットーです。
本当に傷まないカラーはハナヘナしかありません。
もしくは、アルカリと過酸化水素を使用していないもの。
ジアミンなんかはダメージの元にはなりません。アレルギーね。
そこまで痛みやダメージにこだわる場合は、アルカリと過酸化水素を使用していないか?
そこを美容師さんに確認してみては?
この二つを使用していたら痛まないはずはないので。
信頼できる美容師さんに相談しましょう。
※本日のブログ回答は許可の上掲載しています。
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