2020.11.3
こんにちは。
ヘアーサロンGARDENの時田です。
本日は当店のカラーリングのメニューについてメリット、デメリットを解説したいと思います。
・カラーリング
ごく一般的なファッションカラー。脱色+発色を定義とする。アルカリと過酸化水素を使用する事で化学反応を起こし染め上げる。
髪の毛はアルカリによって損傷していきます。また2剤の過酸化水素を使用する事により、頭皮に過酸化水素が残留しやすく、過酸化脂質に変わりやすく毛穴をふさぎ薄毛の原因になりやすい。
これらのデメリットを回避する為に当店ではマイクロバブル発生装置マーブを使用しています。唯一残留過酸化水素だけはマーブでも除去できない為、カタラーゼという酵素を使用しています。
アルカリカラーはデメリットこそありますが、もっとも綺麗に色味を表現しやすく、1番世間では人気のある物となっております。
また、セルフカラーの殆どがこのアルカリカラーと言われています。
この前お客様から
「セルフカラーと美容院のカラーリングって使っている薬が違うんですか?」
という質問がありました。
確かに業務用カラー剤と言うものがあります。
しかし、理論的にはやっている事は一緒。
そもそもカラーリングって
黒髪であるほどメラニン色素の量が多いわけなんだけど、既に染めた経験のある髪の毛って明るくなっている場合はメラニン色素を破壊する必要がないわけさ。
だから、脱色をしなくても色を入れるだけでいい訳だから、アルカリのパワーを調節する必要があるんだ。
2剤の強さをお客様の求める物に応じて選択する事ができる。
よってダメージを最低限におさえる。
セルフカラーはあくまでも黒髪に使用した場合の想定で作られているものが多いからね。
だからこそ髪の毛も傷みやすい。
故にセルフカラーを繰り返せば傷み続けると言う事になります。
また、セルフカラーとサロンカラーの決定的違いは、あくまでも私の考えですが、
アフターケアができるか出来ないか?
トリートメントをしているからいい!と言う問題ではありません。
簡単に言うとセルフカラーをした後は、
食後に歯を磨かないと同じレベルの状態である事を意識しよう。
まず、カラーリング後はアルカリが残留します。
このアルカリは髪の毛をジワジワと痛めていくきっかけになります。
分かりやすく話すとカラーの匂いが残っていればアルカリが残留している証拠ね。
抜けるのに3週間くらいかかります。
その上からコーティングトリートメントなんてしてたら帰ってアルカリをずっと閉じ込める事になるから逆効果。
カラーリングしててトリートメントをしてるのに髪が痛むって話よく聞くよね?
案外トリートメントが原因かも。
また、過酸化水素の残留物は焦げ付いたお鍋の底のような物。
簡単には取れないって事。
よってどんどん薄毛、抜け毛の要素を蓄えるという事になります。
当店では、素髪を第一と考えて上記の残留物を徹底的に除去する事を大切にしています。
あくまでも数ある美容室のたった一つの意見ですが、素髪は大切だと思っています。
明日はジアミンについてお話ししたいと思います。
しばらくはカラーリングのお話をしていきます。
定休日 月曜、第1、3、5火曜日
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