2020.9.3
こんにちは。
昨日のブログで酸熱トリートメントの成分であるグリオキシル酸についてお話ししましたね。
その酸熱トリートメントについてもう一つ、世の中で起こっている酸熱死という症状についてお話ししたいと思います。
酸熱トリートメントは、正しい知識を元に正しい施術を行うと事で効果を示します。
いうなら上級者美容師にしか対応できないと断言します。
ちなみにGardenでもかなり施術意識、知識は高めていますが、お客様が強く望まれる場合を除き推薦しません。
まずね酸熱トリートメントの特徴は、酸度の低い酸を使用している為キシム場合がある。
これは然程大きな問題にはなりません。
キシキシしてても見た目は綺麗になるかるね。
問題は仕上げに使用するアイロンになります。
酸熱トリートメントは、仕上げに180°〜200°のアイロンを使用します。
つまりは、ストレートアイロンを使用するわけです。
アイロンに対する考え方も美容師、お客様、ディーラーで考えは分かれるところなのですが、
高温であるほど髪の毛が綺麗に伸びる、艶がでるの間違いありません。
結論からいうと、ストレートアイロンは180%までが限界だと思います。
美容師さんによっては、アイロン自体否定する人もいるからね。つまりはお客様は困惑してしまうよね。
私が180°までのアイロンを許容する理由は、ガーデンブログ読者さまならお分かりだと思いますが、おさらい。
Gardenは縮毛矯正に力を入れているサロンです。
沖縄県で年間4000名の矯正施術を誇るメルコヘアデザインの清水氏に習い縮毛矯正の技術に精進しています。
清水氏は何年も縮毛矯正の研究を独自に重ねて、年間4000人以上という結果を出されています。
そのアイロンのスペシャリストである清水氏が、
アイロンは180°までは正しく使えばダメージの原因にはならないと断言しています。
私もそう思います。
根拠は、これも読者の方は見たことあるよね?おさらい。
清水氏が6年間、キャバクラの女の子のヘアーセットの仕事をされていた事があって6年間毎日180°のアイロンでセットをされていたが、髪の毛はとても綺麗だった。
と経験されています。
その他の美容師さんがセットしているキャバ嬢さんは髪の毛がボロボロだったんだって。
何故か、185°以上のアイロンを使っているから。以上。
つまり、髪の毛が熱に耐えられる限界が180°であると言うことなんだ。経験上ね。
毛髪がビビる原因って3つしかないんですよ。
1、アルカリ薬剤による影響。
2、脱水アイロンによる損傷。
3、アルカリ薬剤の放置時間の超過。
逆を言えばこれを避ければビビらないってこと。
なのね。
今回の場合は、酸熱トリートメントに使用するアイロンは180°〜200°。
私は180°までしか許容しません。
後は、しっかりとアイロン前に髪の毛が乾いているか?
これはね、意外に美容師にも良くいるけど乾ききってなくて脱水アイロンをしてしまい、水蒸気爆発を起こし損傷させてしまうケース。
また、180°とはいえ過度にアイロンをかけ過ぎれば損傷してしまいます。
つまりね、酸熱トリートメントって綺麗にアイロンで仕上げる技術でなくて、最後に水分量を整える為にアイロンをする技術なの。
だけど、インスタ映えする様にキッチリアイロンをかけていたり、癖が伸びるはずが無いのだけどクセを伸ばせると信じている美容師さんが過度にアイロンをかけてしまった結果が、
酸熱死。という結果なんだ。
だからこそ諸刃の剣って事。
エヴァを施術する際は、アイロン前はとことんしっかりとこれでもか?ってほど乾かしてサーッとアイロンをする。以上。
綺麗にアイロンかけてインスタ映えをする事が目的ではなく、バランスを整える事が目的だからね。
ちなみに、どんな傷んだ人でもアイロンをきっちりかければ綺麗に見えるよね?
※写真掲載は許可あり。
こちらのモデルさんもアイロンをすればこんなにサラサラになります。
アイロンの使い方を正しく行えばそれはまた吉となり、失敗すれば凶となる。
この事を理解すればアイロンによる髪の毛の損傷は減ると思います。
明日は毛髪の水蒸気爆発についてお話ししたいと思います。
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