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春日部の夫婦で経営する小さな美容室ヘアーサロンGARDEN。酸熱トリートメントとカラーリングの相性がイマイチな理由。

2020.9.2

こんにちは。

本日は新規のお客様のご来店頂き、とても皆さまにもあり得る内容のご相談を頂きましたので紹介させて頂きます。

※お客様からブログ掲載は許可を得ております。

当店に最初ご来店頂きました理由は、酸熱トリートメントをご希望でした。

酸熱トリートメントとは、グリオキシル酸、レブリンさんという酸をもちいて、毛髪内部のアミノ酸と結合させ毛髪内部に架け橋を作る事で毛髪強度をますトリートメント。

 

こんな感じね。もう内部の18種類のアミノ酸のうちのアミノ基という物と結合して、イミン結合という物をつくりだります。

ちなみにGardenでは、エヴァロイドというメニューを採用しています。

名前がカッコいいから。それはさて置き、

この酸熱トリートメントは、トリートメントでありながらとてーも技術を要するのです。

これは、きちんとした知識を元に取り扱わないと諸刃の剣になり得るからです。

キチンとした知識を元に正しく施術する事で効果を得ます。

ですが、世の中には毛髪の酸熱死と言われる現象が多発しており髪質改善として使われている酸熱トリートメントで髪の毛がボロボロになってしまう人が多発しています。

この話はまた別の機会に。

今回は酸熱トリートメントをするとカラーリングと相性が悪いというタイトルになりますのでそのお話をします。

まず、カラーリングをされている方皆さまはジアミンという化学染料をご存知ですか?

ジアミンはカラーリングには割と必要不可欠な物質で色味を綺麗に表現したり、維持するためには毛髪内部に残さないといけない成分になります。

ジアミンデメリットはアレルギーを誘発する可能性がある事。カラーリングによる肌荒れはジアミンによるものがほとんど。

つまり、カラーリングをする以上ジアミンとのお付き合いは皆さまされている事であり、そのリスクと隣り合わせになります。

このジアミンを取り除く為には、脱色するほかありません。いわゆるブリーチですね。

今まではそのようなお話をしてきたのですが、酸熱トリートメントのほとんどに使用されているグリオキシル酸。

このグリオキシル酸はアミノ基と結合すると上記で述べました。

そして、カラーリングとの相性が悪いと言われている理由が!!

このグリオキシル酸はアミノ基と結合する他に、

ジアミンと結合してしまう。

という特徴があるんです。

ジアミンは色味を残す為に毛髪内部に残さないといけない成分であると理解して頂くと、そのジアミンと結合するのであれば、お流しした時にトリートメントと一緒に色落ちしてしまうのも分かるよね?

これが酸熱トリートメントとカラーの相性が悪い理由。

酸熱トリートメントをされた方はみんな色落ちに悩んでいる人も多い。

だからこそ知識は必要なんだ。

ちなみに酸熱トリートメントは美容師さんでも意見がたくさん分かれる。

やれぼやるほど良くなる。って人もいる。

だけど、考え方は千差万別であり、結果が全て。

そのやり方があっている人にはそれが1番幸せ。

だからエヴァロイドもGardenではお客様が強く望まれる時以外は施術しません。

高いし。

ちなみにGardenでは湯熱トリートメントというメニューをしているよ。

架け橋を作る物では無いけど、見た目は酸熱トリートメントに負けていません。

そして、値段もエヴァの半額。

故に湯熱をされる方がほとんど。

この次は毛髪の酸熱死についてお話ししたいと思います。

酸熱トリートメントをされていていたんでしまった方は必ず読んでください。

ではまた明日。

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・ガーデンは夫婦2人で経営する小さな美容室です。沢山のお客様にお喜び頂けるよう努めております。どうかご協力お願い申し上げます。

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