2019.11.30
こんにちは。
本日はトリートメントについて久々にお話しします。
久々なお話しになりますが、
トリートメントは以前から「髪の毛を傷めるもの」とお話しした時もありましたね。
それは、無理をしてもトリートメントで何とかごまかしていればよし!と言うケースであったり、
光熱処理するトリートメントを頻繁に行っていたりと色々なケースがあります。
1番わかりやすい例が「酸熱死」といわれる現象。
もともとグリオキシル酸、レブリン酸などのトリートメントは癖を伸ばす力なんてほとんどありません。
そこを美容師さん自身がアイロンでしっかりと伸ばそうとガチガチにアイロンをしてしまい、結果ボロボロになってしまう、、、そう言う結果です。
どんな物にもメリットデメリットはあります。
なので、酸熱トリートメントなどのメニューもしっかりとした知識のある美容師さんにお願いする事を強くお勧めします。
また、本日のタイトルにもある様に、カラーリングの後のシステムトリートメントについてですが、
必ず美容師さんに「本日はトリートメントはいかがですか?」
と聞かれると思います。
そんな時にどの様に皆様はお答えしますか?
・お願いします。
・いいです。
この二つですよね。
やるやらないではなく、美容師さんは勧める様に上の人間から言われています。確実に。
その美容師さんが知識があるかどうかを見極めるにはこう言った質問を返してみるといいと思います。
「カラーリング剤ってかなりの高アルカリ度だと聞きました。(pH10くらいの物も)
これだけのアルカリ剤で染めた後にアルカリは髪の毛にしぶとく残留すると聞いたことがあるんですけど、トリートメントに影響は無いのですか?」
残留アルカリ歯磨きでいう磨き残しみたいなもので、髪の毛を痛める要素を持ちます。
水洗いで40分以上しないと落ちないと言われています。
後は抜けるまで3週間はかかるという事。
大体この残留アルカリをそのままトリートメントをしてしまっている方がほとんど。
そう言う方ってトリートメントの持ちも悪いの。
アルカリに傾いた状態ではトリートメントの効果は感じにくい。
最初は良かったけど、洗ったらすぐ分からなくなった。
これは代表的な例。
この残留アルカリを除去するには、魔法のバブルが必須です。
5分間かけ流しでほぼ取り除か事ができます。
炭酸泉より残留アルカリを残さない点では優れています。
つまりはこの残留アルカリを説明できるか否か?
この説明をしっかりとしてくれる美容師さんからトリートメントを投資しても良いのでは?
ですが、それでも髪は治りません。
せっかく美容室に行ったのだから少しの期間でもサラサラに滑らかにいたい。そう言った方のための柔軟剤の様なものなんだ。
そう言う認識でいきましょう。
例えば無理にストレートパーマをかけて、トリートメントをすればその時は綺麗でしょう。ですが、落ちた時は?
またトリートメントをすれば良い?そう思うよね?
それがなくなった時には、髪は、、ちーん。
そう言う方が実は沢山いるんだ。
何気なくトリートメントするものでは無く、キチンとした知識の元トリートメントはするんだよ。
覚えておこう。