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春日部髪質改善ヘアーサロンガーデン。美容師とて魔法使いではない。

2019.8.30

こんにちは。

夏休みも終わりに近づくに連れて夏休み中にカラーリングをされていた学生さんも多いはず。

自分たちが中高生の頃に比べると髪の毛を染めている中高生が、とても多くなってきているのを感じます。

大体はセルフカラーの繰り返しで髪の毛はボロボロになってしまっている方が多いです。

ご相談で

学校で髪の毛の明るさに感して先生方から目をつけられてしまっていて、頭髪検査の為に暗くしてほしい。

 

けれど、真っ黒にはしたくないというお悩み相談を受けました。

まずね、結論から言うと思い通りの仕上がりは120%無理と断言します。

そもそも中高生の場合黒髪でなんぼなのでは?

と思ってしまいます。

今回のケースでは

6レベルほどのベースの明るさで頭髪検査には引っかかってしまうと言うご相談です。

 

6レベルって言うとこのくらいの明るさ。

人間の黒髪は、4レベルくらいと言われています。

チャートを見てもらうと分かるけど、6レベルって光が当たった時にほんのり明るく見えるくらいであります。

言ってしまえば、4レベルと6レベルの明るさの差は光が当たった時にわかりやすいです。

それを黒くしすぎたくない!!となると、

ちょうど良い色なんて出来上がる保証なんてありません。

出たとこ勝負というのが本音です。

実はこれね、美容師さんが一番困ると言っても良いくらい大変な注文なんだよ。

何で?

・明るさを抑え切れなければ、頭髪検査で再検査になってカラーのお直しに繋がる。

・黒くしすぎたくない方には暗すぎると文句を言われる。

ある時私は気が付いてしまいました、、、

どっちにしろお客様の不満に繋がるじゃないか!!

じゃあこう言った場合はどうしたら良いか?

美容師さんは魔法使いでは無いからちょうど良く綺麗に学校で注意されずに黒すぎない髪の毛なんて作れる保証なんてありません。

なので、基本的には暗く4レベルくらいの明るさに仕上がる事を理解頂かないと施術は致しません。

これはどの美容師さんも困る注文なのでガーデンだけの問題ではありません。

黒染めを繰り返すような環境でありながらカラーを繰り返すのは無謀である。

髪の毛はボロボロになり、綺麗になんてならない!

理解しよう。

こういう事を言う美容師さんがキツイ人か?

いや、無理なものは無理と言うのも大切なのでは?

専門学生の実習期間の黒染めも、高校生の夏休みの黒染めも、未来を見て考えると何一つプラスにはなりません。

先を見て髪の毛を作っていこう。

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