2019.8.25
こんにちは。
本日は美容師さんからのご相談で、
「酸熱トリートメントはタンパク変性を起こすのではないでしょうか?パーマやカラーリングを施術したい時に影響はないのですか?」
という相談を頂きました。
結論から言うと酸熱トリートメントの行程と理論をしっかりと理解していればまずまず問題ないと考えます。
あくまでもガーデン店長の見解です。
まず酸熱トリートメントも縮毛矯正も180°のアイロンを駆使します。
縮毛矯正の様にガチガチに癖をストレートに伸ばすためにアイロンを使う場合はやはりタンパク変性は起こしやすいです。
ここでポイントとなってくるのが、
酸熱トリートメントは縮毛矯正ではない!!という事。
酸熱トリートメントの特徴はストレートアイロンで癖を伸ばすのではなく、
アイロンの熱によって水分をしっかりと飛ばす事にあります。
酸熱トリートメントの特徴は
グリオキシル酸とアミノ基を結合させて、しっかりと水分を飛ばす事で、
イミン結合
という新たな結合を作り出すことなんだ。
簡単に言うと
縮毛矯正はガチガチにストレートアイロンで癖を伸ばす。
酸熱トリートメントは水分を飛ばす程度にアイロンをかける事である。
酸熱トリートメントの行程は、グリオキシル酸を流した後
しっかりとドライします。ドライした後ブローをします。肝心なのはこのブローなんだね。
このブローによってほとんどが仕上がるわけなんだけど、毛髪内部でグリオキシル酸とアミノ基が結合したものはブローだけでは水分を飛ばすのは不十分なんだね。
だから最後にアイロンをスルーする訳さ。
大半がブローで仕上がっているからアイロンもガチガチにする訳ではないから、タンパク変性は起こさない!!
そう考えています。
考えて下さい。
沸騰したお湯に数秒間だけ生卵を入れてもゆで卵にはならないでしょ?
つまりはアイロンも短時間であればタンパク変性は起こさないと言う事なのさ。
縮毛矯正はストレート
酸熱はトリートメントです。
酸熱トリートメントをストレートと勘違いしている美容師さんはタンパク変性を起こしているかもしれませんね。
今回の内容はあくまでも私個人の考えです。
今回のケースは、タンパク変性という言葉だけを知っていて、肝心な中味の部分が知れていなかったという事かな。
酸熱トリートメントはタンパク変性をおこす?
もしそうならば、トリートメントとして成立しないでしょ?
スペックや知識は大事という事です。
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