2019.6.6
こんにちは。
本日はカラーリングのお話しになります。
先週黒髪状態からハイトーンブリーチを2回されたお客様がいらっしゃりまして、結構派手な色味にしたいとのご要望を頂戴しました。
結構派手な色って？
黄緑色にしたい！！
まずね、ピンクとか青とか緑とか一般的な色味として使われていない色って、ブリーチを1回、二回した所で綺麗にそまる保証なんてどこにも無い事をご理解ください。
例えば、ブリーチを施術すると痛むから少ない回数で綺麗な色味を出してくれって言われても無理なものは無理。
まずはこちらをご覧ください。
有名メーカーのチャートになります。
この様な一般色であり得ない様な綺麗な色味は、
塩基性カラー
と呼ばれる物を使用することが多いです。
塩基性カラーとは、分子量の大きいのが特徴で髪の毛の内部には侵入せずに表面でイオン結合に作用して染まるものです。
簡単に言えばトリートメントカラーです。トリートメントカラーの正式名とでもお考えください。
この塩基性カラーは髪の毛がアルカリに傾けば傾くほど綺麗に染まります。
アルカリに傾けばマイナスイオンが増える。そこてプラスイオンがしっかりと働いて綺麗に染まるって訳。
ブリーチを何回もやった事がある方は分かると思うけど、デメリットがとても多いの。
・値段が高い。
・髪が痛む。
・時間がかかる。
などなど。
去年五回ブリーチしたお客様がいました。
五回でもまだ、黄色味が残る方もいらっしゃります。
本当に鮮やかな色味を入れるためには、白髪になるまで脱色するしかありません。
だけど、ガーデン店長はオススメしないよ。
綺麗な色味を入れた所で長持ちしないから。去年のお客様は五回ブリーチして家でムラサキシャンプーを使用しているとの事。賢明だと思います。
そして本日は、
ブリーチ2回になります。毛先のダメージ具合と中間のダメージ具合が明らかに違いがあるので、毛先のが明るくなります。
そうすると塩基性カラーを入れた時にも中間と毛先に色味の違いがでます。
中間は少し色の入りが弱いですが、二回のブリーチでここまで入ったのならば良し。
そうお客様にお話ししました。
美容室では塩基性カラーも使用していますが、塩基性カラーはご自宅でもご使用いただけます。
代表 マニックパニック
マニパニは塩基性カラーです。
黒髪を染める力はありませんし、ブリーチ毛は綺麗に入りやすいです。
美容室で塩基性カラーをしても超絶短命。
それであれば家で塩基性カラーをされるのも良いと思います。
この様に奇抜な色を維持したい方は、マニパニをお勧めします。
ただ、先見性がなく今この時だけ良ければよし！！
という方のみにして下さい。
私のはコンセプトとは5年10年先を考える施術です。
もちろんお客様のニーズに合わせて提案は致しますが、リスクが高いことはお勧めしません。
全てはお客様次第です。
DO-Sシャンプートリートメント正規品の販売店
ハナヘナプレミアム認定店
ヘナ＝優れたヘアカラーではありません。
様々なメディアで取り上げられ、天然の染料として注目を集めている「ヘナ」。しかし中には間違った情報が含まれている事をご存知でしょうか？
本物のヘナは通常のヘナカラーとは違いブリーチ剤は含まれていないので、黒髪を明るくする効果はありません。
驚く方も多いと思いますが、ヘナは白髪をオレンジに染めることしかできないのです。
それを黒っぽく仕上げる為にはインディゴという植物を併せて使用します。
インディゴは和名を木藍といい、日本でもお馴染みの藍色の染料です。
また「ヘナ」と書いてある商品全てが天然成分で安心という訳ではありません。
天然100%の「ナチュラルヘナ」は発色が安定せずに時間も回数もかかる為、化学成分が配合されているものも多くあります。
「ヘナは自然の力で髪を健やかに育むハーブ」これが正しい認識です。
ヘナの粒子は非常に小さい為、髪の毛の内部に浸透する事が出来てタンパク質と結合し留まります。
染めた直後は毛先が傷んだようなキシミ（ヘナショック）が出る事がありますが、回数を重ねる事で本来の健やかな髪に導いてくれます。
ナチュラルヘナの場合、自然の植物なのでほぼアレルギー反応の出る事が無く、地肌や毛髪を傷める事もありません。
ヘナは白髪染めとトリートメントが期待できる安全な染料ですが、自然なものだけに即効性はありません。
「時の流れに身を任せ」そんな気持ちで向き合う事が大切です。
正しくは
ヘナ＝髪を育む自然の力
ヘアーサロンガーデンではライン@によるご予約を承っております。
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定休日 月曜 第１、３、5水曜日
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