2019.3.1
こんにちは。
本日は縮毛矯正のご相談の方がご来店下さいました。
カウンセリングのみのご来店です。
髪質が太くてとにかくくせ毛。大泉洋のようなイメージの髪質です。
今までどの美容室に行っても綺麗にクセが伸びた事が無く、どうすればクセが綺麗にのびるか？
どんなに美容師さんに頑張ってもらってもクセが伸びない、、、どうしたら良いか？
まず髪質がしっかりとしていてクセが強い方には一般的なプロセスとしては、強アルカリのチオグリコール酸を還元剤とする一剤を駆使します。
クセが伸びる原理は
1、還元、、くせを司るシスチン結合を切る。
2、膨潤、、ゴムのように伸びやすくする。
３、アイロン操作、、、180°の高熱アイロン。
４、酸化、、、シスチン結合の再結合。
という一般的なプロセスになります。
縮毛矯正で癖が伸びない理由は、還元不足が原因なの。
簡単に言えばジックリと時間が置けなくて還元しきれないという事。
何故時間が置けないかと言うと、膨潤しすぎてしまい切れてしまうから。
逆を言えば還元がしっかりとされていれば、クセはキチンと伸びるの。
そんな時に酸性矯正がオススメなわけなんだけど、
酸性矯正はシステアミンという還元剤を使用していることが大半で、
酸性帯で力を発揮するものなの。
特徴は還元する力はチオグリコール酸よりやや弱めで、髪の毛の芯まで還元しにくい。
アイロンの熱を高めることでしっかりとクセを伸ばせますが、今回のお客様の様に髪が太くて癖が強い方にはシステアミンだけでは還元が不十分になる可能性が高いの。
髪の毛の芯までしっかりと還元するには、少なからずアルカリが必要なの。
そこで、ダブルプロセスというガーデンのメニューが活きてくるんだ。
まず、マイクロバブルを駆使してしっかりと前シャンプーをします。
使用するシャンプーはドS。
前シャンプーが終了したら、一度全体に酸性矯正の一剤を塗布します。
しっかりと時間を置いたらお流しします。
そしてもう一度1液を塗布します。
この時二度目の塗布は長微アルカリの還元剤を使用します。
ファーストプロセスのシステアミンて、芯以外はほぼ還元しているのですか、中心は不十分。
もともと還元はしっかりとされているので芯だけ還元すれば良いから微アルカリでもいけるの。
ガーデンではまずはこの還元にとても力を入れています。
このダブルプロセスをしても伸びなかったらもうらどうしょうもないです。
デメリットをお伝えしますと、
１、還元剤の臭いがきつい。
2、時間がかかる。
３、膨潤しないからアイロンに力が入る。
ということですが、次回に矯正のご予約を頂いております。
私にできる範囲ではございますが、協力させて下さい。
DO-Sシャンプートリートメント正規品の販売店
ハナヘナプレミアム認定店
ヘナ＝優れたヘアカラーではありません。
様々なメディアで取り上げられ、天然の染料として注目を集めている「ヘナ」。しかし中には間違った情報が含まれている事をご存知でしょうか？
本物のヘナは通常のヘナカラーとは違いブリーチ剤は含まれていないので、黒髪を明るくする効果はありません。
驚く方も多いと思いますが、ヘナは白髪をオレンジに染めることしかできないのです。
それを黒っぽく仕上げる為にはインディゴという植物を併せて使用します。
インディゴは和名を木藍といい、日本でもお馴染みの藍色の染料です。
また「ヘナ」と書いてある商品全てが天然成分で安心という訳ではありません。
天然100%の「ナチュラルヘナ」は発色が安定せずに時間も回数もかかる為、化学成分が配合されているものも多くあります。
「ヘナは自然の力で髪を健やかに育むハーブ」これが正しい認識です。
ヘナの粒子は非常に小さい為、髪の毛の内部に浸透する事が出来てタンパク質と結合し留まります。
染めた直後は毛先が傷んだようなキシミ（ヘナショック）が出る事がありますが、回数を重ねる事で本来の健やかな髪に導いてくれます。
ナチュラルヘナの場合、自然の植物なのでほぼアレルギー反応の出る事が無く、地肌や毛髪を傷める事もありません。
ヘナは白髪染めとトリートメントが期待できる安全な染料ですが、自然なものだけに即効性はありません。
「時の流れに身を任せ」そんな気持ちで向き合う事が大切です。
正しくは
ヘナ＝髪を育む自然の力
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