2019.1.31
こんにちは。
今日は少しびっくりなご質問を頂戴しました。
ロングヘアの女性で毎日の夜シャンプーの後、ヒーター(石油ストーブ)で髪の毛を乾かしているとの事。
そんな事を繰り返していたある日、髪の毛が焦げてチリチリになってしまったとの事なんです。
チリチリになってしまってSOSって事なんですね。
今回の記事はお客様から許可を得て掲載しております。
まず、ロングヘアと言うことは髪の毛が長い分ショートヘアの方よりデリケートに扱わなければなりません。
ストーブで乾かすなんてあってはなりません。
まず髪の毛の構成は
数字はだいたいです。
まずストーブから放たれる熱はドライヤーの比じゃありません。
ストーブで乾かす事によってまず水分量が失われます。
そして髪の毛の大半を占めるタンパク質は熱に最ももろいのが特徴です。
イメージでいうと生卵からゆで卵を作った時です。
卵はもろタンパク質。生卵はドロドロですが、沸騰したお湯で茹でるとカチカチになりますね。
そして一度ゆで卵になったら二度と生卵には戻りません。
髪の毛も一緒、毎日毎日高熱にさらされ続けてタンパク変性を起こしていき、その積み重ねで髪が限界突破して爆発したって事なの。
チリチリな髪の毛は着るほかありません。
トリートメントをしてもどうしようもありません。たとえ高級でも。
ですので、ロングヘアの今回のお客様はカットする以外どうしようもないので、諦めるほかありません。
ハナヘナやドSシャンプーなどでケアすれば少しは見た目は良くなるかもしれませんが、オススメしません。
実はストーブで乾かしているお客様はたくさんいると思います。
確かに早いですから気持ちは分からなくはありませんが、絶対にやめて下さい。
髪の毛はデリケートです。
キチンとしたドライヤーを使ってアウトバストリートメントを使用して乾かす事をお勧めします。
髪の毛を乾かすものはドライヤーなので、間違ったやり方をしてしまうとどんなしっぺ返しをもらうか分かりません。
髪の毛を大切にしませんか?
大切なのは髪の毛を傷ませない事なのです。
DO-Sシャンプートリートメント正規品の販売店
ハナヘナプレミアム認定店
ヘナ=優れたヘアカラーではありません。
様々なメディアで取り上げられ、天然の染料として注目を集めている「ヘナ」。しかし中には間違った情報が含まれている事をご存知でしょうか?
本物のヘナは通常のヘナカラーとは違いブリーチ剤は含まれていないので、黒髪を明るくする効果はありません。
驚く方も多いと思いますが、ヘナは白髪をオレンジに染めることしかできないのです。
それを黒っぽく仕上げる為にはインディゴという植物を併せて使用します。
インディゴは和名を木藍といい、日本でもお馴染みの藍色の染料です。
また「ヘナ」と書いてある商品全てが天然成分で安心という訳ではありません。
天然100%の「ナチュラルヘナ」は発色が安定せずに時間も回数もかかる為、化学成分が配合されているものも多くあります。
「ヘナは自然の力で髪を健やかに育むハーブ」これが正しい認識です。
ヘナの粒子は非常に小さい為、髪の毛の内部に浸透する事が出来てタンパク質と結合し留まります。
染めた直後は毛先が傷んだようなキシミ(ヘナショック)が出る事がありますが、回数を重ねる事で本来の健やかな髪に導いてくれます。
ナチュラルヘナの場合、自然の植物なのでほぼアレルギー反応の出る事が無く、地肌や毛髪を傷める事もありません。
ヘナは白髪染めとトリートメントが期待できる安全な染料ですが、自然なものだけに即効性はありません。
「時の流れに身を任せ」そんな気持ちで向き合う事が大切です。
正しくは
ヘナ=髪を育む自然の力
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