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ジチオグリコール酸とは。春日部ガーデン

2018.12.25

こんにちは。

先日新規でご来店頂いたお客様から物凄いお言葉を頂きました。

矯正がかかりにくいから1番強い薬液でかけてほしい。

これは確かにあるあるなのですが、

まず今日のブログの前に、餅は餅屋、髪は美容師さん。

ここを1番に考えてください。

少し厳しい意見になりますが、専門の言葉を知っているだけで、知識はからっきしでは髪の毛は良くなるどころか、最悪の末路をたどります。

では、本題

お客様の髪の毛は確かに矯正がかかりにくいみたいなんです。

だから当然思い通りにならない、、、それは良く理解できます。

そんな中、以前の美容師さんにこの様に教えられていました。

美容師「お客様の髪の毛は今日がかかりにくいのでチオグリコール酸一液を使用しないとかかりません。当店のパーマ液は10%以上の濃度があります。」

チオグリコール酸とは還元剤の中で最も名の通ったものです。

確かにチオグリコール酸は1番力がありますが、10%の物を使用しているという所で、

まず、これは大きな間違い。

還元剤におけるチオグリコール酸のマックス濃度は7%まで。

と法律で定められています。

だからチオグリコール酸10%の1液は法律的にあり得ないのですが、

確かに私たち美容師が薬剤のスペックを見ている時にチオグリコール酸10.5%って記載がある商品があるんだ。

だから当然、チオグリコール酸10%の薬剤を使っている!!なんて言う美容師さんが出てくるのも無理ないんです。

美容師とて知らない人もいるからね。

そこで、ジチオグリコール酸という物が出てくるんですね。

このジチオグリコール酸とは

簡単に言えばチオグリコール酸の濃度を薄めるもの。なのです。

つまり還元濃度を7%から飛び出た分、7%付近にまで下がるようにジチオグリコール酸を配合しなければいけないの。

だから、美容師さんも今一度薬剤を見て欲しいんだけど、

チオグリコール酸濃度が10.8%ならば

ジチオグリコール酸濃度は3.8とか3.9%になっているの。

7%にまで調節するの。

簡単に言えばそう言う事。

今回のお客様は当然、前の美容師さんにそのように教えられているからそう思って当然なんだ!!

だからチオグリコール酸濃度10%以上のものでかけて。って意見になってしまうの。

そんなものがあったら過還元して髪は切れてちーん。

です。

だから美容師さんも本当に信頼できる美容師さんにお願いする。これ本当に大切な事なの。

本当に厳しい話なんだけど、リスクの伴う薬剤の知識がからっきしの美容師さんは残念だけどたくさんいるの。

私もまだまだ勉強中です。

美容室はお客様の結果が全て。

つまりはどんなやり方をしてもお客様が満足していればそれで良し。私はそう思いますし、色々な考え方があるのが世の常。

でも、長いこと通っても髪の毛が良くならない、痛み続ける。そんな時は

シャンプーを変えるのでも無く、アウトバスを勧められる物を買うのではなく、美容室を変えてみる。これにつきます。

本当に腕の立つ美容師さんはたくさんいますので。

ガーデンの素髪理論はとことんまでブレません。

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ハナヘナプレミアム認定店

ヘナ=優れたヘアカラーではありません。
様々なメディアで取り上げられ、天然の染料として注目を集めている「ヘナ」。しかし中には間違った情報が含まれている事をご存知でしょうか?

本物のヘナは通常のヘナカラーとは違いブリーチ剤は含まれていないので、黒髪を明るくする効果はありません。

驚く方も多いと思いますが、ヘナは白髪をオレンジに染めることしかできないのです。

それを黒っぽく仕上げる為にはインディゴという植物を併せて使用します。

インディゴは和名を木藍といい、日本でもお馴染みの藍色の染料です。

また「ヘナ」と書いてある商品全てが天然成分で安心という訳ではありません。

天然100%の「ナチュラルヘナ」は発色が安定せずに時間も回数もかかる為、化学成分が配合されているものも多くあります。

「ヘナは自然の力で髪を健やかに育むハーブ」これが正しい認識です。

ヘナの粒子は非常に小さい為、髪の毛の内部に浸透する事が出来てタンパク質と結合し留まります。

染めた直後は毛先が傷んだようなキシミ(ヘナショック)が出る事がありますが、回数を重ねる事で本来の健やかな髪に導いてくれます。

ナチュラルヘナの場合、自然の植物なのでほぼアレルギー反応の出る事が無く、地肌や毛髪を傷める事もありません。

ヘナは白髪染めとトリートメントが期待できる安全な染料ですが、自然なものだけに即効性はありません。
「時の流れに身を任せ」そんな気持ちで向き合う事が大切です。

正しくは

ヘナ=髪を育む自然の力

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