2018.11.5
こんにちは。
本日は市販のカラー剤についての考え方をお話ししたいと思います。
先日、市販のカラー剤で良いものはないか?と質問を頂きました。
残念ながら即答でありません!!
では美容室で使っているカラーの方が良いものなのか?
質問者様はセルフカラーの事しかお考えにはなられていない様でした。
まずは、市販と業務カラーについて共通している事をお話しします。
カラーリングは
脱色+発色が考え方です。
一般的なカラー剤は
1剤 酸化染料、アルカリ剤
2剤 過酸化水素
で構成されています。
市販の薬を買った方は思い出してみてください。
2剤の液体を1剤によくかき混ぜますよね!?それ
カラーの脱色力はアルカリ剤がコントロールしているんだけど、このアルカリは2剤の過酸化水素と化学反応を起こす事で髪が明るくなるんだ。
2剤によってアルカリのパワーをコントロールする。そんな感じの認識で良いと思います。
そして、2剤の種類は大きく分けて、
6% 3% 2%
と別れてます。
日本の法律では上限が6%と決められています。単純に考えて数字の大きい方が脱色する力があるんです。
黒髪の方を明るくする時には6%を使わないと脱色する力が発揮できない場合があるので、6%を使用します。
逆に、もともと髪の毛が明るくなっていて脱色する必要が無い場合は3%や2%を使用するんだよね。
アルカリによってキューティクルをこじ開けて、明るくする必要がないので色だけ入れればいいだけだからね。
つまりはカラー剤は2剤によってコントロールするものなんです。
そしてこのコントロールはプロが判断するもの。です。
簡単に言えば、市販のカラー剤はこの2剤が6%の場合が大半なんですね。
パーセンテージが高い方が負担がかかると言ってもいいくらいです。
つまりね、市販でカラーをする人はただ髪の毛を染めているだけでそこまでは考えていらっしゃらないと思います。
既に毛先が明るくなってしまっていて、トーンダウンしたいのにガチガチの6%でキューティクルをこじ開けていたりしてしまったりと負担をかけまくっているわけ。
簡単な例では
明るい白髪染めを使っているのにどんどん黒くなってしまった経験がある方いらっしゃると思います。
白髪染めはメラニン色素のほとんどない白髪に染めるから明るくなるんです。しっかりと染まった毛は白髪ではありませんよね?
そこに白髪染めをのせるから黒くなるんだ。
美容室ではそういったコントロールをしっかりとしています。
つまりね、市販だろうと業務だろうと知識と技術が必要なの。
一般の方が美容室のカラー剤を使ったからって簡単に使いこなせる訳では無いから、どっちが傷まないの?って質問は応えようがない!これが答え。
セルフにこだわりすぎると必ずどこかでしっぺ返しを食らいますのでご理解ください。
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