2018.8.27
こんにちは。
ガーデンではセルフカラーによるデメリットを説いていますが、先日ご来店のパーマのお客様とのやりとりになります。
お客様の許可を得て掲載になります。
セルフカラーはセルフカラーをされているのですが、お客様がホームで行なっているものがヘアマニキュア！！
ヘアマニキュアをされている方もとても多いのですが、まずヘアマニキュアは脱色+発色のアルカリカラーとは全く異なり、酸度が約3前後の酸性カラーなんだ。
当然黒髪は染まらない。
マニキュアは正確に言うとイオン吸着で髪の毛にコーティングする物なんだ。
一般的にはお肌が弱い方がされる方が多いのですが、マニキュアをされている方になぜマニキュアで染めるのかを聞いてみると1番多いのが
髪の毛が痛まないから
という理由によるものが多いんだけど、当然マニキュアにもデメリットがあります。
1、頭皮に着くと落ちない。
２、微妙に根元がそまらない。何ミリか
3、洗うたびにタオルに色がつく。
4、パーマがかかりにくい。
他にもありますが、皆様はマニキュアは髪の毛が痛まないと思いますか？
私は美容師をしていてマニキュアを定期的に行なっているお客様が新規来店された時に大体髪の毛がバサバサしている方が多いと感じます。
これってガーデンでお話ししてきた皮膜コーティングによる水分調節がうまくいかずにトリートメントによって髪の毛痛む原理と同じと考えます。
皮膜トリートメントは髪の毛の表面をガッチリコーティングするから不純物コーティングや水分調節がうまくできなくて痛みの原因になるってお話ししてきました。
マニキュアもイオン吸着によるコーティングで髪の毛にベッタリと貼り付けられているようなものだから、当然同じ原理ってこと。
つまりね、ヘアマニキュアをされている方でも髪の毛が痛むって事。
セルフで白髪染め、アルカリカラーをするよりはセルフマニキュアの方が確かに良いとは思います。
マニキュアは上記にもあるように酸性です。当然酸性に傾けば髪は収斂してギシギシになります。
実はマニキュアって美容師さんも繊細に行うものなんだ。
だからやはりセルフマニキュアもやめた方が本当はいいんですよね。
しっかりと不純物除去してしっかりと美容師さんに施術してもらいましょう。
物には正しい使い方があります。マニキュアをしてるのに髪の毛がバサバサになってしまう方。
原因はヘアマニキュアかもしれませんよ。
かと言ってマニキュア自体は悪いものではありませんのでご安心下さい。
ただ、デメリットも多いって事。
美容室でパーマをかけて家に帰ってすぐにマニキュアをされる方も多いと思います。
また、美容室でパーマ、マニキュアを同時にされる方も多いです。
マニキュアをされる方は大体皮膜トリートメントなんてしません。
マニキュアにがっちりガードされているからね。
肝心なのは中身。パーマをかけた後はアルカリ残留もあるし普段から取り除く事の出来ない汚れもあります。
魔法のバブルや炭酸泉やドSシャンプーなどを駆使してしっかりとすっぴん髪にしてから行う事が大切です。
それでもセルフマニキュアをされる方はドSシャンプーを買ってください。
染め上げた後に使うのでは無く、染める前に洗うシャンプーとして使って欲しいんです。
ドSシャンプーでしっかりと洗ってからマニキュアするだけでかなり変わってきます。
知らぬ存ぜぬでは髪の毛は痛むばかり。美容室の販売物が値段が張るのはそれだけ価値があるからなんだ。
営利目的とご判断される方はそれはそれでしょうがありません。
そう言った方にはお得話しをする事はありませんので(^ ^)
どの様にご判断されるか！！皆様次第です。
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