2018.8.15
こんにちは。
今日はお客様からパーマについての説明を頂戴致しました。
酸性パーマとは
酸性パーマですね。この説明をする前に以前髪の毛の1番好ましい状態は
弱酸性 pH5.5前後ですね。
美容室のパーマ液は多くがアルカリ剤です。
パーマをかけるための成分を髪の毛の内部に浸透させて作用させる為にアルカリが用いられるんだ。
そして水道水の様に科学的中性はpH7となります。
通常使われているパーマ液はpH8.5〜9.8くらいって言われているんだ。だからアルカリ性だよね。
pH7といえば科学的中性的なになりますが、pH8.5〜9.6に比べれば弱酸性よりになりますよね。
考え方はこれと同じ。
酸性パーマの液はpH6くらいで作られている事が多いんだ。そしてこれを酸性パーマとよんでいるんです。
以前に水軟化の話しをしましたね?
アルカリ剤などで痛みすぎた髪の毛はpH7の水道水でも軟化してしまいます。テロンテロンにね。
簡単に考えれば痛み過ぎてしまった髪の毛に対応出来るのが酸性パーマってわけ。
pH6で化学反応起こすなんて健康毛ではありえないからね。
美容院に行ってパーマをかけたいと言ったら、痛みすぎているから無理!!と断られてしまった方はいらっしゃると思います。
これは髪の毛がアルカリに耐えられるだけの力が残っていないからなんだ!
でも弱酸性ならかけられる場合があります。
どんな人に向いているか
1、引っ張って切れる
2、カラーの色落ちがはやい
3、パーマをかけてもテロンテロンになる方。
4、何度も矯正やパーマを繰りかえしている。
5、濡れているとき絡む。
という人かな。
てか健康毛の人は酸性パーマはかかりません。
傷んでいてもとっても難しい技術なんだ。
上記の特徴に当てはまる人は既に髪の毛が末期の状態を迎えている方ですからね。
カラーやパーマをしたいという事がある意味事故です。
そう言った場合はカットで痛んだ所を無くす事の方が大事。
髪の毛が痛まないものなんて美容室にはありません。薬剤はリスクを伴うので。
色々と信頼できる美容師さんにお願いする様にしましょう^_^
ブリーチ毛に弱酸性パーマ
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