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中辛。セルフカラーのリスクは薬によって軽減されるものではありません。春日部ガーデン

2018.8.11

こんにちは。

知り合いの美容室でのお話しですがお客様に美容室の業務用のカラー剤を販売しているスタッフがいたそうです。

お話しだけ聞くと美容室で使っているカラーを使えば髪に良さそう!!と感じる方もいらっしゃると思いますが、美容室の業務用カラー剤は美容室で薬事法、美容師法という法律の元に知識を持って使用しているから一般の方に美容師さんが販売をする事自体は本当はご法度なんだけどね。

市販のカラー剤=傷む

美容室のカラー剤=傷まない

こんな事は絶対にあり得ませんのでご注意を。

そもそも簡単に説明するとカラー剤は

1剤+2剤で構成されるんだ!!

ここでは2剤について詳しく解説したいと思います。

カラー剤の2剤は過酸化水素というもので出来ているんだ。

日本の薬事法では2剤の濃度は6パーセントまでと決められています。

この2剤こそカラー剤を酸化させて性能を引き出すものなんだ。

簡単に言えばパーセントが高いほど脱色力が高くなるって事なんだ。

前にカラーリングは脱色+発色と解説しましたね。

メラニン色素を破壊してそこに色を入れるって事なのですが、

美容師さんはこの2剤をお客様の髪質や要望によって的確に使い分けてお客様の髪の毛が最小限のダメージで済むように常に気を張っているんだ。

一番使われているオキシの濃度

日本では6パーセント以上の濃度のオキシを使う事は法律で禁止されています。

このオキシの6パーセントは脱色力が強いため、髪の毛を明るくする時には必ず使用するものになります。

簡単に言えば明るくする時、白髪をしっかり染める時に使うものなんだ。キューティクルをこじ開けてメラニン色素を破壊してそこに色を入れるから当然傷むもの。

髪の毛を暗く染める時には脱色する必要が無いからこの6パーセントではなく3パーセントや混ぜて4.5パーセントを使用して髪の毛の負担を軽減したりします。

市販のカラー剤に入っているオキシは全てが6パーセント。

どんな髪にも6パーセントを使用する形になるんだ。

つまりは脱色する必要の無い部分にも脱色+発色の原理で染めるから更に傷むんだ。

簡単に言えばパーセントが高いほど傷む。と考えて頂きたい。

だから美容室でどんなにいいカラー剤を買おうが、カラー剤の2剤に対する知識が無ければ髪の毛にいいものとは言えないって事。

当然美容室でカラー剤を買うって事はオキシも買ってるって事だよね?

そうじゃないと物理的に無理があるからね。

オキシも何種類も買ってるのかな?てか一般の方が使いこなせるものでは無いと思うけどね。

カラー剤を販売している美容師さんがどの様な気持ちで販売しているかは分かりませんが、

ご自分がプロとして培った知識や技術が一般の方に完全に使いこなせるとでも?自分で培ったものに自信もプライドもないのか?

と思ってしまいます。最初にも述べたように厳密に言うと法的にもアウトだからね。

お客様に何からのトラブルがあった時は全て販売者のせいになりますからね。美容室はカラーの技術をある場所でカラーを売る場所ではないです。

市販のカラー剤だろうと業務のカラー剤だろうと過酸化水素の使い方によってダメージが決まると思って頂ければ良いと思います。

ただ口コミや周りがいいからと言う理由だけでセルフでカラー剤を使っているのなら本当に怖い事なんだよ。

中途半端な知識、きつく言えば知ったかぶりは逆に髪の毛を痛めつけている事をご理解ください。

染める物が大事なのではなく、染め上げた後の適切なケア。これこそが大事だと、考えております。

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