こんにちは。

本日は熊谷で41.1度という恐ろしい気温を記録しましたね。

春日部もとてつもない暑さでしたね。お暑い中ご来店頂きましたお客様に感謝申し上げます。

さてさて、本日カラーリングでご来店頂きましたお客様からのご相談を頂戴いたしました。

自分で白髪染めをしていて、髪の毛がどんどん黒くなってしまうのですが、明るい白髪染めを使っているのにどうして明るくならないのか？

ふむふむ！これは本当に良くあるセルフカラーの失敗例なのですが、明るくならない理由の中に

・黒染め

・縮毛矯正

などがありますが、この２つはもうどうやっても髪の毛が明るくなりませんのでご理解ください。

どうしても明るくしたいときは決して自分ではやらずに美容師さんに相談する事。

今回は明るい白髪染めを使っているのに毛先がどんどん黒くなっていってしまうから困っているとの事なのですが、結論から言ったら

白髪染めは白髪を染めるもの。一般的には白髪が綺麗に染まる明るさは7レベルくらいと考えています。

つまりは真っ白な白髪を染めるための物であって既染部を明るくする為のものではありません。

まずはこちらの図を見てください。

絵が下手ですみません、、、

根元の髪の毛は新生毛になります。新生毛より毛先は既染部となるわけなのですが、毛先に行くにつれてどんどん施術回数が増えるという事はご理解頂けますね。

回数が増えれば増えるほど色素が沈着していくため、どんどん黒くなってしまうのですね。

サロンカラーは基本的には新生部と既染部の薬を上手く使い分けて髪の毛に負担がかからないように薬剤をコントロールしてカラーリングを行なっているのに対してドラッグストアのセルフカラー剤は基本的には使い分け不可。

セルフカラー剤の殆どが、サロンでは新生部を染める薬の様な調合になっています。

それを既染部に何回も重ねて塗ってしまっているので、色素が沈着して真っ黒になってしまうんだ！！

結論から言うと黒染めよりももっと大変ですよ。

それはセルフで行なっている際に、黒染めじゃないからなんとかなる。と思っている人が多すぎるんだ。

そんな状態に皆さま善かれと思って毎日トリートメントをしてしまっているんですね。だから色素沈着で黒くなっている上から皮膜コーティングしてしまってと言う不のスパイラルに突入してしまうのです。

セルフカラーで失敗した髪の毛はそう簡単には元に戻せません。美容師さんでも無理です。

美容師さんを困らせてしまう原因は沢山ありますが、カラーリングは知識と技術を要するもので、美容師さんでも大変気を使う技術な訳です。

それをセルフでやると言うことはリスクが高すぎるんです。

基本的には正しい知識と技術をもっている美容師さんにお願いしましょう。

セルフカラーを簡単に考えないでください。値段を安く済ませる代わりにあまりにも大きい代償を得てしまう可能性が高いです。

まさに本末転倒。

安く済ませる事が悪いとは言いません。

でも、必ずいつかしっぺ返しが来てしまうと心にしまっておいてください。

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