2018.7.15
こんにちは。
最近お客様から髪の毛がアルカリ性に傾くとなんでいけないの?
という質問をラインで頂戴しました。
この質問は何軒か頂戴しましたが、ガーデンなりの解説をしていきたいと思います。
難しい回答は無しにしたいと思います。
世の中セルフカラーやらセルフ矯正やらご自分で色々とされている方も多い世の中ですね。
CMやら口コミやらで便利さが売りみたいだけど、基本的には薬剤になる為、使い方や知識が必要になるんだ。
そもそも髪の毛は弱酸性が1番好ましい状態なのですが、大まかなpHとしては
3.0未満 酸性
3.0以上6.0未満 弱酸性
8.0以上11.0以下 弱アルカリ性
11.0以上 アルカリ性
となっていきます。
髪の毛はpH5.5に保てると1番好ましいわけですが、カラー剤やパーマ剤や縮毛矯正剤はほとんどがpH8以上のアルカリで出来ているんだ。
それより下回るとほとんど還元剤として髪の毛の内部のSS結合を切る力が無いから。ここは専門知識なので気にしないでください。
カラーリングやパーマなどの施術した後に美容師さんが炭酸泉を進めるのはこのアルカリを髪の毛に塗布した事によってアルカリに傾いた髪の毛を少しでも弱酸性に戻そうと試みる為なんだ。
髪の毛ってものすごくデリケートな為に弱酸性に傾くと色々な面で刺激を受けやすくなるんだ。
1、熱にもろくなる。
2、膨潤しやすくなる。
3、キューティクルが開いて水分が抜けやすくなる。
4、紫外線にもさらにもろくなる。
アルカリに傾いた髪の毛は膨潤しやすくなります。
膨潤しすぎると髪の毛の組織が壊れて修復不可能になる。
実はこの膨潤なのですが、皆様が毎日使われている水道水も要注意になります。
そもそも水道水は中性のpH7.0と言われていますが、上記にもあるようにpHが低いものには薬剤としてS S結合を還元する力はほとんどないけれど、アルカリに傾いた髪の毛を膨潤させやすいものでもあるわけです。
髪の毛を濡らした状態で引っ張ると伸縮しますよね。それが膨潤によるもの。
アルカリに傾いた髪の毛は濡らしたときの膨潤の度合いが1.5倍から2倍にもなるんだ。
髪の毛を濡らした時にテロンテロンになってしまう人とかは水軟化してしまっているので、髪の毛の末期の状態です。
そんな状態に熱処理なんかしたら髪の毛は、、ちーん。
以上の事からガーデンは残留アルカリがある状態をとことん改善をお勧めしているわけです。
この前毎月カラーリングをするから美容院では高いから出来ない!!という方もいらっしゃいましたが、それはそれでしょうがない事ではありますが、ご自分でカラーをされていればアルカリがたっぷりと髪の毛に残った状態になる訳で、その状態にホットカラーを使われていれば髪の毛は死んでしまいますよ。
そんな方はドSシャントリを使ってください。
正直そのような状態にパーマをかける事など絶対に無理という時もございます。
特に縮毛矯正をされるお客様はセルフカラーはとことん控えて頂けないでしょうか?
縮毛矯正は還元、酸化、膨潤と全てを兼ね添えた非常にリスクの高い技術になります。
アルカリによって還元した髪の毛を180度「基本的な温度」でしっかり伸ばしていく訳です。
膨潤しやすい髪の毛に熱処理はリスクが高すぎると上記で述べているように本当にリスクが高いんです。
先日ご来店のお客様が、都内の有名店にパーマをかけに行ったのにかけてもらえなかったと少し怒っていた方がいらっしゃいました。
髪質を見る限りや、ご自分で扱い方を聞く限りではとてもパーマをできる状態ではありませんでしたが、
勇気を持って施術をとめてくれた美容師さんは素晴らしいと思います。
遥々遠くから来てくれたのにとか考えるとどうしても何とかしてあげたくなってしまうものです。
パーマや矯正がやってもらえない理由をしっかりとお客様が納得できる様にお話しができるようにしなくてはいけないのが美容院の課題ですね。
美容院から帰ったら家ではご自分で手入れをする訳なのですが、キチンとセルフカラーなどのリスクを理解された上で、デリケートな髪の毛を大事にされてください。
ユーチューバーのアイロンは180度で!!
あれは本当に勘弁してほしい、、、
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