2018.5.20
こんにちは。
本日新規でご来店頂きましたお客様から、スタイリングの方法につきましてご質問を頂きました。
元々はストレートであるが、空気感のあるスタイルを作りたいが、髪の毛を軽くしたくないとの事。
どうしても重めのシルエットに仕上げて行くと空気感が出にくくなってしまいます。
そもそも空気感とは皆様はどのように感じますか?
今回はサラサラなストレートのお客様からご要望でコテについて解説していきたいと思います。
今やスタイリングの王道のアイテムとして使われているカールアイロン。
パーマをかけたくない方、また、縮毛矯正をかけていてパーマがかからない方などによく使います。
高温度でしっかりと巻く事で形をしっかりとつけていくのが特徴です。
使用温度は何度くらいがいいか?
髪の毛はタンパク質からできています。
タンパク質は熱処理をする事で硬くなる習性があります。
生卵からゆで卵になるようなものです。
この原理をタンパク変性といいます。
髪の毛の成分のタンパク質がタンパク変性を起こし硬くなる事で、髪の毛が染まりにくくなる、パーマなどがかからなくなる。
など沢山のデメリットがあります。
このタンパク変性は60度から起こると言われています。
でもゆで卵を作る際に熱湯に入れてもすぐには硬くはならないですよね?
つまり、アイロン操作も手短に行う必要があります。
タンパク変性は高温度によっておこります。
じゃあカールアイロンは低温でやればいいのか?
いや、低温だと形がつかないですよね?だから沢山毛先に熱を当ててしまうことになるです。
私が思うには120度くらいのアイロンで一箇所につき1〜2秒くらいでしっかりと巻き込んでいく事が大事だと思います。
熱処理をする前にはトリートメントなどでしっかり熱から髪を守りましょう。
ストレートアイロンも同じです。
YouTubeで紹介されている高温度ほどスタイリングがしやすいと言われていますが、タンパク変性の話しを聞くと怖くてできなくなりまよね。
でも、それでいいんです。再三申し上げているように五年後、十年後の髪の事を1番に考えた方がいいからです。
一緒に良いスタイルを作っていきましょう。
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