2018.4.28
こんにちは。
今日から三連休ですね。たくさんのお客様にご来店頂きまして誠にありがとうございます。
本日ご来店頂きましたお客様との会話で話題となったお話をさせて頂きます。
本日ご来店頂きましたお客様は、カラーリングもご自分でされている方で、定期的に美容院でパーマをかけていらっしゃる方です。
セルフカラーがサロンカラーよりもデメリットが多いのはどのお客様もご存知と思います。
ガーデンではセルフカラーのデメリットを再三お話ししてきましたので、その上でセルフカラーをされる方は無理におとめしません。
ただ、セルフカラーによる失敗、ダメージによってやりたいスタイルが出来なくなる場合がございますのでご了承ください。
さて、本題なのですが、本日のお客様はシャンプーの後いつもある物を髪の毛につけているという事。
それは、、、お酢。
理由を聞いてみると、カラーリングをしているからとの事。
実際にお酢を髪に毎日つけてどうですか？と問うてみると、
髪がギシギシするとの事。
お酢ってかなり酸度が低いから弱酸性の状態がベストな髪の毛には強すぎる傾向があります。
カラーリング剤がアルカリだから酸性のお酢をつけて中和するという発想自体は理解できるのですが、酸度が低すぎて髪の毛が収斂しすぎてしまってギシギシしてしまうんですね。
市販の染料やケア剤は正しい知識の元に使うことが出来ないのがデメリットで、美容室でカラーリングをする際は正しい知識、薬剤選定、ケアを行う事ができるので、やはりできる事なら美容院で染めて欲しいです。
お酢をつけるという今回の発想ですが、基本的にはオススメしません。美容室ではバッファーといって酸度が低すぎない酸リンスを使用しています。
酸リンスはアルカリに傾いた毛質を弱酸性に中和して収斂させる為にあるもので、美容師さんでも使い方に気をつけて使うものです。ギシギシになっちゃいますからね。
何事も、セルフでやる事には必ずリスクがあります。
確かにセルフの方が全て安いです。再三申し上げている様に、先を見た技術が必要になるんです。
負担をかければ必ず何年後かにツケがきます。
値段ではありません。美容院で正しい知識をもっていかにお客様の為に尽くしてくれるかが美容院選びのポイントだと思います。
できる事なら、セルフカラー、セルフトリートメントはされない方がいいです。
先を考えた技術を行なっていきましょう。
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