2018.2.21
こんにちは。
今日はカラーリングの際に思った様に明るくならないという悩みをお持ちの方がご来店頂きました。
色を明るくするにはアルカリ剤を使用するわけですが、髪の毛が明るくならない原因は色々あります。
考えられるものとしては、
1、髪の毛が染まりにくいのは持って生まれた髪質である。
お客様の中には生まれつき本当に色が染まらない方もいます。びっくりするほどな方もいます。カラーは脱色プラス発色です。染まりにくい人は脱色しにくい事が原因で明るくできないのです。
では明るくするためにはブリーチを使う。ブリーチは超強力脱色剤の為、メラニン色素をやっつけて髪の色素を脱色します。
どんなに明るくならない方でもこれを使えば明るくなります。
明るくなった髪の毛には色がはいりやので綺麗な色味がでやすいです。
しかし、傷みます。なのでブリーチはなるべく美容師としても使いたくないところですね。
しっかりとした毛髪診断をしてご自分のあった色味を考えましょう。
2、たんぱく変性による硬化している髪が原因。
これはかなーりあるあるですね。最近ではユーチューバーが高熱アイロンでスタイリングを紹介しているみたいですが、美容師から言わせて頂ければ、本当にやめてほしい。本当にやめてほしい、、
YouTubeでアイロン操作は180度の熱で行うと綺麗にスタイリングできると紹介されていますが、180度って縮毛矯正でのアイロン操作の時に使用する温度ですよ!!
そんな高温でアイロンしたらたんぱく変性起こしてしまいます。
たんぱく変性した髪の毛は明るくならなくなってしまいます。どんなに頑張っても染まらないです。
私は現代の髪の毛が染まらない原因の一番がこのたんぱく変性だと思っています。
コテ、カーラー、ストレートアイロンなどを使えばたんぱく変性します。
一般的には60度からと言われていますが、そんな低い温度ではカールもストレート感もでませんよね。
だからある程度の高温操作になるわけなのですが、皆さんはその時の事しか考えずにアイロン、コテを使われていることと思います。
高温で処理した後は、パーマもカラーも思った通りにはならない!!と断言してもいいくらいです。
たんぱく変性を簡単に考えないでください!!
カラーリングが明るくならない原因は生まれつきか、このたんぱく変性と考えております。
生まれつき染まりにくい人でも時間をかければ明るくなります。
カラーリングの際に毛先だけが暗く仕上がる人はたんぱく変性が原因と思われます。
熱処理をよくされる方は包み隠さず美容師さんに全てをお話ししましょう。
現代の美容界の技術ではたんぱく変性を起こした髪の毛は思い通りの綺麗な色に染め上げる事はほぼ不可能です。
生まれつき染まりにくい人はブリーチでなんとか明るくする事はできます。
たんぱく変性を起こした髪の毛はブリーチ明るくする事は可能なのですが、色を入れてもすぐに抜けちゃいます。断言します。
たんぱく変性を起こした髪の毛はどうやっても普通の髪には戻らないのでそこにブリーチをするという事は無理やり明るくするってことですよね?
普通に考えると髪は死にますね。はい!!
カラーリングで美容室に行くときは、
1、黒染めをしている?いない?
2、アイロンをどのくらいの頻度で使う?
3、セルフカラーをしている?
これは必ずお話ししてください。
本当に大事です。逆を言えば、これを聞いてくれない美容師さんにはカラーはお願いしない方がいいかもね。
ステキな髪の毛は皆様次第です。
たんぱく変性とは、熱処理をするとタンパク質は硬くなりますね?
生卵からゆで卵へ。まさにこれです。硬くなったタンパク質は元に戻ることはありません。何をしても。永遠にです。
髪の毛も8割以上タンパク質でできているので原理は全く一緒です。
トリートメントしても何をしてもたんぱく変性した髪は元に戻ることはありません。
M 3Dトリートメントも高温アイロンなのでおススメしません。
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