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髪のCMCとは。春日部ガーデン

2018.1.27

こんにちは。

本日はよく聞くCMCというキーワードについてのブログです。

髪の毛は約8割のたんぱく質と1.5割くらいの水分とCMCが残りの割合いで構成されています。

このCMCとはなんざんしょ?というご質問を頂きましたので、本日はガーデンなりに回答させて頂きます。

キューティクル

髪の表面にある保護層。うろこ状のもので何層にも重なり合っているのが特徴。水分やタンパク質を髪の毛の内部にキープする役割。

コルテックス

キューティクルの内側にある保護層で、髪の約8割9割を占めています。髪質はコルテックスの質によって変わります。コルテックスの中にメラニンが少ないと白髪になりやすくなります。

メデュラ

髪の毛中心の層。タンパク質、脂質でできている。

こんな感じですね。では本題。

CMCとは細胞膜複合体である。

キューティクルとコルテックスをつなぎ合わせる接着剤みたいなものです。

キューティクルの剥離を防ぎ、細胞間のクッションの役割をしてくれる為、手触りが良くなります。CMC補うと質感が上がるのはこの為です。

またCMCは水分や油分や薬剤の通り道であり、パーマなどの薬剤はこのCMCを通って浸透していきます。
必要以上に浸透しすぎない大きな役割を担っています。

では、CMCが不足するとどうなる

キューティクルが剥がれやすくなり、水分が抜けやすくハリコシが出にくくなる。

パサつき、ゴワつきなどはキューティクルが柔軟性を失ってしまう事が原因と考えられます。

CMCがしっかり補給されていれば摩擦による刺激を受けにくくなるのでゴワつきにくくなります。キューティクルが多くてさしっかりとした髪でも手触り、指通りがよくなります。

美容師さんが縮毛の時にアイロン操作の前にCMCを使うのもこの為です。

このCMCは洗浄力の強すぎるシャンプーなどで溶けやすくなってしまうのが特徴です。また、弱酸性で構成されている為、パーマ、カラーリングなどによるアルカリ剤の影響で溶けやすくなってしまいます。

その為パーマ、カラーリングなどをされる方はCMCに大きく影響を与えてしまうのです。

美容室ではカラーリング、パーマを行う際にケラチン、コラーゲンなどppt処理を行うことが多いですが、最近ではこのCMCをしっかりと補なってあげることの大切さを重視している美容師さんが多くなってきました。

CMCの不足は乾燥やパサつきに大きく影響し、ダメージ進行もCMCの流出からという意見も多いくらいです。

髪の毛のケアを考えるときは

たんぱく質補給➡︎水分補給➡︎CMC補給

がいいと言われています。

ガーデンではカラーリング、パーマ施術時に

ケラチン、コラーゲンなどppt前処理をしっかりと行い➡︎カラーリング、パーマ施術➡︎魔法のバブルで残留アルカリ除去➡︎バッファーによるpHコントロール➡︎ムクエシャントリ➡︎CMC補給後ドライ

これはあくまで全てのものがそうではありませんが、最初にCMC処理を行いすぎてしまうと、カラーパーマの薬剤の浸透に影響が出てしまうと考える為です。あくまで私の見解です。決して全てがそうではありません。

※pptの処理はガーデンでは分子量の小さいものを使用している為、カラーパーマの仕上がりに全く影響はありません。

をオススメしています。正しいケアをしていれば髪は必ず良い状態を維持しやすくなります。

たんぱく質補給は難しく考えずにご自宅ではアミノ酸系シャンプーを使っていただければと思います。

ムクエシャントリは水分補給にも優れているためとてもオススメです。

そしてCMC補給は

オススメです。ドライヤーをかける前に毛先に塗布して乾かします。洗い流さないトリートメントですね。

CMC補給に優れていてキューティクルとコルテックスの間にしっかりと作用します。

アイロンの熱からCMCの流出を防ぐのにも抜擢です。

CMCがしっかりと補給されていれば摩擦による打撃を受けにくくなりますからね。

長くなって申し訳ありません。

やはり髪の毛のケアは大切なので難しい話しをしましたが、CMCの流出をふせぎ、ステキな髪を手に入れましょう。

髪の毛の質感がアップするのはCMCトリートメントの影響が大きいです。

 

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