スタッフブログ STAFF BLOG

春日部の夫婦で経営する小さな美容室ヘアーサロンGARDEN。ヘアーアイロンの温度について。

2019.12.22

こんにちは。

本日はヘアーアイロンについてのお話しになります。

ちなみにガーデン店長はアイロンはアドストシリーズを使用しています。

皆様はヘアーセットの時にアイロンの温度設定は何度にしていますか?

ちなみに常識的な使い方をした場合、結論から言うと180°まではOKと言われています。

これは縮毛矯正のスペシャリスト、

沖縄の美容室「メルコヘアデザイン」の清水氏の教えになりますが、

美容師さんにも色々な人がいて、キャバクラ嬢のヘアーセットを専門としてお仕事をされている美容師さんもいます。

6年間キャバクラ嬢のヘアセットのお仕事をされていた方の経験とご意見で、

キャバクラ嬢の中でも髪の毛がボロボロになって死滅してしまっている女の子もいれば、何年もアイロンを使っているにも関わらず髪の毛が綺麗な女の子もいたそうなんです。

その違いは何か?

それはアイロンの温度によるものなんです。

180°のアイロンで毎日アイロンをかけた髪の毛は上限180°までのタンパク変性しか起こしませんが、それ以上になるともっと強力なタンパク変性を起こしダメージの元になります。

ボロボロな髪の毛は200°とかでアイロンをしていたんだって。

これは仮説と言うことになってしまうんだけど、

180°のアイロンで毎日ヘアセットをした場合はそれほどダメージは出ないが185°に上がった時点でかなりのダメージを誘発します。

例えばね、卵をイメージして欲しいんだけど、しっかりと沸騰したお湯にいれて茹でれば茹で卵になるね。

イメージとしては、180°のアイロンはゆで卵を作るようなもの。(髪の毛の8割以上はタンパク質のため熱処理するとゆで卵になるのと同じ)

185°からのアイロンは火で炙った卵。

つまりは卵焼きね。卵焼きは焼けば焼くほどカチカチになるね。

つまりは、ゆで卵で済ませていれば最小限のダメージで済むがそれ以上だと火で炙っている様なもなのでどんどん痛むよね?

なので、アイロンの温度設定は180°までにしておいてください。それ以上は痛むので。

明日は、アイロン操作の時の水分量についてお話ししますね。

本日はおやすみなさい。