2018.12.23
こんにちは。
美容室ではカラー剤の2剤を使い分けてダメージを少しでも抑えるように最大限の配慮をしております。
おさらい。2剤のパーセンテージで1剤のアルカリのパワーをコントロールして染まっていきます。
カラーの原理は 脱色+発色です。
脱色とは、簡単に言えば明るくする事。
発色とは、色を入れる事。
特にこの脱色は2剤のパーセンテージが高い方が威力があり、パーセンテージが下がると脱色力はゼロでは無いけど、難しくなります。
ガーデンでは新生部には1番パワーのある6%を使用しています。染まりやすい髪の毛には4.5%を使用する事もあるけれど。
それはどの美容室も一緒です。
そして既染部には明るくする場合を除いては6%は使用しません。
既に染まっている部分をトーンダウン、現状維持する場合は脱色する必要が無いからです。
そう言った場合は3%や2.4%を使用するんだけど、これは以前のブログでもお話ししているので簡単にしかお話ししないけど、
メラニン色素がもともと壊されているところに色を入れるだけだから脱色する必要はないんだ。
今回お客様からご相談を頂いたのは、
2剤オキシ3%アルカリキャンセルとは何か？以下、AC
ACとは、カラー剤の1剤を構成するアルカリ剤を微アルカリに抑える力を持つもの。
そもそも、既染部に色をいれるだけならばそこまでつよいアルカリは必要としないの。
白髪を染めるとなる話しは別だけどね。
毎月の様にカラーリングをされる方は根本も伸びててせいぜい1cmくらいだよね。
だから美容師さんはその新生部には6%で白髪染めをする人が多いはず。
白髪率が80%を超えてくれば3%を使うときもあるけど。
そして、その既染部にはガーデンではACを使っているの。毎月毛先まで染めたいって方は必ずいますからね。
本当はリタッチのみにした方がいいんだけどね、、、
そこで、6%とACの既染部にかかる負担をグラフにすると、
こんな感じです。ガーデン店長の見解。
つまりね、毎月の様にセルフカラーをしている人は、市販のカラー剤はほとんどが6％で構成されていますからね。
毎月セルフカラーをする方はこんな感じで髪の毛を痛めつけているの。怖くない？
そして、定期的にパーマをかけたい！縮毛をしたい！ってなった時に思うように思うようにできなくなってしまうの。
自分で根元だけっておっしゃる方もいますが、それは本当に難しいと思います。
つまりね、美容室でのカラーが値段がするのは、知識や使い分けがあるからなの。
ガーデンはお客様の5.１０年先を見てアドバイスをさせていただいております。
しかし、アルカリキャンセルとは言え傷まない訳ではありません。
そこで出てくるのがハナハナなの。
ハナハナでなければ、見送りになっているアロマカラーね。
カラーは好きな色味だけを主張していても傷みすぎては本末転倒。
色持ちも短命。
以下にダメージを少なくするかが鍵なんだ。
傷ませてもトリートメントをすればいいという考えは良くない。
トリートメント毎月やってて良くなった方いますか？
信頼できる美容師さんに色々と相談してね。
DO-Sシャンプートリートメント正規品の販売店
ハナヘナプレミアム認定店
ヘナ＝優れたヘアカラーではありません。
様々なメディアで取り上げられ、天然の染料として注目を集めている「ヘナ」。しかし中には間違った情報が含まれている事をご存知でしょうか？
本物のヘナは通常のヘナカラーとは違いブリーチ剤は含まれていないので、黒髪を明るくする効果はありません。
驚く方も多いと思いますが、ヘナは白髪をオレンジに染めることしかできないのです。
それを黒っぽく仕上げる為にはインディゴという植物を併せて使用します。
インディゴは和名を木藍といい、日本でもお馴染みの藍色の染料です。
また「ヘナ」と書いてある商品全てが天然成分で安心という訳ではありません。
天然100%の「ナチュラルヘナ」は発色が安定せずに時間も回数もかかる為、化学成分が配合されているものも多くあります。
「ヘナは自然の力で髪を健やかに育むハーブ」これが正しい認識です。
ヘナの粒子は非常に小さい為、髪の毛の内部に浸透する事が出来てタンパク質と結合し留まります。
染めた直後は毛先が傷んだようなキシミ（ヘナショック）が出る事がありますが、回数を重ねる事で本来の健やかな髪に導いてくれます。
ナチュラルヘナの場合、自然の植物なのでほぼアレルギー反応の出る事が無く、地肌や毛髪を傷める事もありません。
ヘナは白髪染めとトリートメントが期待できる安全な染料ですが、自然なものだけに即効性はありません。
「時の流れに身を任せ」そんな気持ちで向き合う事が大切です。
正しくは
ヘナ＝髪を育む自然の力
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